うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
浅草大将
今朝は早や夏の暑きも静まりてならす扇にあき風ぞ立つ
12
もっと見る
-
水葉
蠍座の赤き星をば射貫きたし今こそ放てよ狙い定めて
5
もっと見る
-
詩月恵
かららんと氷浮かべたカルピスと西瓜と素麺 祖母がいた夏
7
もっと見る
-
白亜
城の如く 構える雲の凹凸に わずかにとどまる 夏の夕焼け
5
もっと見る
-
螢子
家々にほのかな灯ともる頃いまだ聞こゆる蝉時雨かな
6
もっと見る
-
詠み人知らず
梅雨明けていきなり夏は本番に洗濯竿にはアブラゼミ留まる
3
もっと見る
-
詠み人知らず
ゆうぐれの薄桃色のちぎれ雲 零れて宿る百日紅の花
5
もっと見る
-
粕春大君
海ゆかばをどる魚ども山ゆかばうたふ榧の実これぞ幸なる
6
もっと見る
-
たんぽぽすずめ。
道に寝て駄々をこねてる幼子に負けず羨む 空こそ碧い
6
もっと見る
-
高地えりか
鮮やかな 紅薔薇つたうは三月前 いま外壁に 真白の木槿
1
もっと見る
-
庭鳥
立ち枯れの朝顔くんと思いきや横から伸びる産毛の新芽
2
もっと見る
-
リンダ
淋しさに押しつぶされて雲を追い夏の匂いを確かめている
4
もっと見る
-
粕春大君
山門の茅茨疎にして潤へり巖の蒼苔蜩のこゑ
12
もっと見る
-
羽
青い薔薇は紫にしか見えなくて不可能なものはあっていいのに
13
もっと見る
-
たんぽぽすずめ。
ガッタンコッと 江ノ電が過ぎ 誰も居ぬ開いた海に染みるかなかな
11
もっと見る
-
たんぽぽすずめ。
行く駅に抜ける林のかなかなは旅行鞄に よく染み渡り
5
もっと見る
-
螢子
午前中封を開けたるせんべいの午後にはしける梅雨じめりかな
3
もっと見る
-
水葉
十三夜今宵は灯りを持たずしてとろりと夜に抱かれるもよし
36
もっと見る
-
螢子
蜩に送られ向かう我がいほは梅雨の終わりの霧雨にけぶる
2
もっと見る
-
詠み人知らず
食べ終えた西瓜のあとの種植える 黒から育つ緑葉美し
5
もっと見る
