うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
もう雨が 午後から降ると言ったのに頼っちゃいけない 天気と男
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詠み人知らず
木々の色空の青さや花の色セピアのフィルター越しに見ている
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詠み人知らず
かかえてるストレス溜まり胃壁からしくしく泣くよな痛みで目覚め
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只野ハル
転職し取締役になれど癌で逝けりとメールでの知らせあり
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潮月繁樹
夢ありき 打ち碎かれて 道半ば 遲蒔きの種 また 植ゑてみる
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詠み人知らず
手をつなぎ散歩するのは老夫婦我羨まし独り身だもん
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詠み人知らず
イケメンて？何が基準のイケメンだ？男は度胸でかかってこいや
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詠み人知らず
長い春過ぎれば心遠ざかり一を知って十嫌いです、貴方
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みなま
ドアのない部屋が何処かにありまして そこにあなたが居てる気がする
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みなま
料理する度にきこえた「おいしい」が料理のたびにひとつ足りない
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三嶋
十九になってもコーラとタバスコを混ぜてたら誰か叱ってください
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詠み人知らず
新緑の眩しい季節爽やかな風さえ我は骨身にしみる
2
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詠み人知らず
寿命さえ生まれた時から知らせれば無駄な生き方しなかったのにな
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詠み人知らず
臥す我のかたはらに座する黒猫よ余命わずかと死臭を悟る
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詠み人知らず
その火すら飛び越えては来れぬひと病み人の我を恨み憎んで
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小林道憲
懐かしき村人も皆みまかりき 故郷の森の木の葉さやぎぬ
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潮月繁樹
眞夜中の 幻想曲は だれのため 意味なくゆれて 我を惑はす
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みなま
夫の愛猫 夫亡き後はいつの間に潜り込み居り 吾の寝台に
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みなま
冷蔵庫片付けおれば あの人の好物達の残骸の群れ
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みなま
あのひとは何回ごめんと言ったろう何回わたしの名を呼んだろう
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