うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
螢子
山の中家建てるための道なれど獣道となり里に下り来る
6
もっと見る
-
たみ
混沌と闇を照らしきた神代の光よ 疲弊した地球と心を包めよ
3
もっと見る
-
まるたまる
紫の夜の池守りは白猫今夜も鯉は水底で眠る
7
もっと見る
-
falcon
白樺の梢の風の喨々と鳴る音に知る冬のほどなき
6
もっと見る
-
リンダ
コスモスのピンクは薄く木犀の香りが弱いどうしたこの秋
6
もっと見る
-
浅草大将
この秋も去なばの峰に一人ゆく明日は冬かと見まさかの道
5
もっと見る
-
只野ハル
膨張する宇宙引き合う銀河の腕の中小さな星にいて
3
もっと見る
-
恋花
右手からするり落ちてく夢の端風に吹かれていま虹の橋
3
もっと見る
-
高地えりか
放射状 伸びる尾花を閉じ込めた秋のミニチュア ルチル水晶
0
もっと見る
-
椿
こすもすの季節のをはり浜風は細き柄を捻じ千日に鎮む
1
もっと見る
-
きりあ
銀杏が熟れて落ちゆく凍てつく日口を閉ざした鴉が一羽
4
もっと見る
-
椿
不来方のお城のそばに咲いている石割桜という名のさくら
4
もっと見る
-
紺
猫の背のぶちひとつだけぼっかりと四国が浮かぶ駅舎の真昼
7
もっと見る
-
浅草大将
寂しきは秋を晩稲に残しつつ冬を田面に呼ぶ風の声
9
もっと見る
-
由良
寒そうな空に上着をかぶすようもこもこひろがる羊雲やら
5
もっと見る
-
やすむ
練習の以上の力はでないから安心してと夜になる鐘
1
もっと見る
-
まき
やすらかにうしなわれゆく黄色ならうつむくひまわり、はなびらの色
4
もっと見る
-
紫苑
甘やかな褥のごとき香を放ちくれなひの葉の岸にふりつむ
10
もっと見る
-
林ユキ
朝つゆをおいて目覚める幾千の花のささやきランブルローズ
11
もっと見る
-
平 美盛
箒星 刹那の光 瞬かせ月無き空を 驅け巡るなり
3
もっと見る
