うたの一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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日向猫
巨星落つ 孤高の闘士よこの地球は向かえるだろうか虹の国へと
16
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へし切
我が妻は「幸せの枝」と名にし負ば 命削りて其を子らに分く
19
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詠み人知らず
ヒューヒューと心の空洞吹き抜ける北風よける背中が欲しい
7
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みなま
「羽生すごいっ」またあなたから届きそう99・84でしたよ!
4
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falcon
ほのかにも庭の白薔薇匂ひたつ佳人去り逝く霜の朝に
18
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もぢずり
風も居て花も笑顔も揃ひてし友の写真の彼岸の旅路
2
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もぢずり
頬につたふものはのごはぬ砂粒のごとき吾が悲の感傷ひとつ
2
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もぢずり
うたかたの青色失せぬ露草はより濃くなりて日差しに別る
3
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もぢずり
終はりへと進むひと日を秒針の動きのむしろ不思議にてある
3
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もぢずり
愛しいと思う者たち遠いけどわたしの傍にいないけれども
1
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三寅
学べよと 叔父の送りし本見れば 懐かしむらん十二の春
4
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みなま
「もういいよ、元気になりや、泣かんとき」夢でいいから言ってくれぬか
13
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詠み人知らず
人生を歌に託して紡ぎ行く母ものがたり子孫に遺す
5
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みなま
十年が過ぎた気がする去年の今日仕事も終えて夫は倒れり
16
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詠み人知らず
コツコツと足音だけがついてくる 人家の灯り心救わる
6
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みなま
追悼の校正依頼手にありて傍らに立つ在りしの夫
12
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詠み人知らず
野良猫はか細き声で餌ねだる これがおいらの生業だよと
8
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朝がお
日曜日リセットされる週末は肩の荷降ろし秋日に溶け込む
7
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日向猫
冥土へも軽やかに笑みて往かれませ文化と呼べる生き方をして
16
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光源氏
儚さをたゆらに示す薄明かり声も涙もただふるへをり
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