うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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聴雨
ゆうるりとさすらふ旅路あてもなく風に流るる綿毛の如く
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詠み人知らず
ハート型ひっそりつける実愛しくて胸に抱いて秋麗らんラン
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聴雨
月冴えて夜ごと侘しさまさりける草陰しのぶ秋の残り音
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浅草大将
清けくもまた寂しけれもみぢ葉の色に染まらで木の間洩る月
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浅草大将
沖つ辺ゆ寄する夕陽の波絶えて返りそめたり闇の引き汐
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舞
夕焼けに雲曳いて飛ぶ飛行機の黄金色なす線伸びてゆく
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舞
暮れる陽に照らされている鉄塔の指し示めしてる宵の明星
9
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半格斎
時雨ともすすき梅雨とも云ふ雨の冷たさましてや秋は暮れゆく
17
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詠み人知らず
いただきしオンシジュームの花今朝咲きし黄色い小花懸命に開かせて
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詠み人知らず
池の面に映りて白椿咲けり里の秋足早に来ていた
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半格斎
いろづきて意思を忍ばせ行くさきを空に向けてや蔦うるしかな
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さる
美しき自然の島に豪雨降り人のこころも無残なりけり
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詠み人知らず
その憂鬱 気圧のせいだと君が言う ならばリリース 風の随に
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きりあ
立ち枯れた尾花をきみに見せたくて写真を写す森のとばくち
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みずたまり
小窓よりながれ入り満つる丹桂のかほりききつつ夕餉の支度
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浅草大将
漸くに色づきそめし街路樹の葉の間に見れば冬を待つ空
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薫智
郷里での訛った会話落ち着いて安心感に包まれている
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詠み人知らず
プランターの黒米の稲穂刈り取りて十粒の種に千粒の喜び
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日央
涼風にさらす肌からひしひしと日毎に募る冬の気配よ
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日央
漆黒の髪に似ている夜の空 清けき月と雲のヴェールよ
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