うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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浅草大将
つきなくて心じめりの五月闇草のいほりにつゆは来たれど
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日央
想ひ詫び 身を焦がしてぞ 泣く人を 手折りし我は 花盜人か
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日央
蝦夷の名が付きし花を数えれば夏の初めの香りを感ず
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まるえふ
南から大きな渦巻きやって来る今年は東北だけは来ないで
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ねずみ
強剪定 バッサリきられ 哀れなり美しくある未来の糧に
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日央
雨露纏ふ花は近きにあるけれど靜なる樣に遠く感じて
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日央
何時となし降りゆく雨の音聞きつ見つつ珠玉の花を思へり
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日央
紫陽花の仄かに咲ける樣を見て微睡みに醉ふ花乙女かな
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みやこうまし
つゆ雨にみどりもこもこ東山いきいき子らは三十六峰
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紫苑
かもめ舞ひ汽笛渡れり艶やかに薔薇咲きほこる高台の苑
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四季野 遊
横切るもほんの数歩のこの野辺に花咲くや咲く名乗るまもなく
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四季野 遊
いつの間に紅の小花の群れて咲く初夏の野原に衣替えして
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百花(ももか)
夕空を夕焼けとしか呼べなくて太陽が赤いだけでうれしい
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falcon
翠柳の乱れてみゆる水の面にあはれあやめのさざなみと散る
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リンダ
雨雲がかかった海に沿う道で語り部が言う津波の怖さ
3
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リンダ
バスからの山々のあお美しく疲れたこころ癒され帰る
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リンダ
雨粒を身体に受けてけがれなき熊野の道を友と歩みぬ
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ねずみ
水草の陰が搖りかご海老の子ら硝子の中が世界の全て
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ねずみ
梅雨空に憂鬱そうに欠伸して眠りに落ちた情事の朝
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ふきのとう
窓際にゴーヤの苗を並べれば来る夏を涼し気にと願う
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