うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
桃色のミニバラのさく今朝の庭苗をくれし友なくなりて一年
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リンダ
母の日に紫陽花おくり増える鉢、雨が続いて色づく花弁
5
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夢想家
生い茂るゴーヤの中に枯れ葉見えハサミ入れるや鼻を貫く
3
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舞
ひとひらの銀杏緑葉手に取れば陽に艶やかに夏の香ぞする
11
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まるたまる
夕べ塗る赤い口紅思わせて額紫陽花と雨に打たれる
6
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浅草大将
名にし負ふ後の楽しび見えずとももゆる緑に雨けぶりつつ
16
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蕗子
悠久に揺られゆっくり沈みゆくこの街のうえ 幾重の雨粒
10
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ねずみ
夏ころも 目を細めみる ブラ紐におのこ惑わす眩しき夏よ
5
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恣翁
外環を 通る車も 疎らなる 街沈みたる 霧の海にぞ
13
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トノゴジラ
山小屋の軒をじわりと押すひのき我は鋸もて軒先を落とす
2
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染季
冬越えた梅雨の人肌恋しさは若葉や花の無垢に酔うから
4
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詠み人知らず
闇の空曇らば曇れ恋ひ待たば次の月夜はいかにうるはし
9
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詠み人知らず
ほととぎす寝ねがてにする侘しさをいかにせよとて一声ぞする
5
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詠み人知らず
月にもし心ありせばかく続く闇をうらみて光まさまし
2
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聴雨
薄暮れの空を案じて雪と云ふそのこころねを深きに思ふ
8
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舞
緑葉に音無く降りしさみだれの雫くも清し白珠の糸
12
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ヨクサル
アイロンの手を休めてはとぬばたまの烏の声に夕暮れをしる
2
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ふきのとう
水無月にあまがえるらはぴょんぴょんと飛んで遊べり紫陽花の葉に
11
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ふきのとう
暴風雨姫りんごの木なぎ倒しいのち繋げと抱き起こす朝
8
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ケンイチ
和らかな雨に緑は膨らみてきっと晴れるとツグミが歌う
6
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