うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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舞
鳴く虫の強く弱くと止まずして澄みゆく音に身も染まりつつ
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雪月花
名も知らぬ紫の花見つめては
さやさや風花頬も緩みつ
3
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半格斎
見渡せば深緑を越え炭色の雲は厚切り足早に去る
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月澄
深更の 闇の彼方の 田楽の 途切れぬ調べ 生に惑わず
3
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恣翁
七月の 街並の上 炎天は 息を潜めて 重く覆へり
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まるえふ
階段の上り下りの関係上パンチラゲット悪意など無い
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雪月花
空の顔己の心映し出し
晴れのち曇り時々豪雨
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ゆうくん
昇る花 咲かせて細き にが瓜は 我が家の風を 南国に染め
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ライテウ
夏の色は終わりに近い夢のいろ ひだりのほうから静かにそまれ
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詠人不知
せせらぎと車輪と朝の喧騒と川の真ん中蒼鷺の立つ
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透子
夕立の降り初めのしずく落つ前にとどく遙けき遠雷の歌
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ねずみ
天災も日照りも神が決め給ひ生きるも死ぬも神の御心
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トノゴジラ
夏の海あお空に浮く白い雲あおき海にも白い波波
1
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トノゴジラ
稲光すわ雷土の声が来る知れども五臓六腑に響く
1
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トノゴジラ
せみの声聞けば暑ひと思へども声聞こへぬは暑さ更なり
1
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まるたまる
薄物に母が宿っているようで今年も大事に箪笥から出す
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葵の助
先走り過ぎた季節に冷静になれと神様言ったから豪雨
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東雲の月
葉を返し髪揺らし行く絹引きの風碧々と夏に至れる
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聴雨
頑なな心のままに迎ふ夜のただ降りしきる雨にほどける
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平 美盛
ゆるゆると 流るる川面 照らし出す 月の灯りと 蛍の光
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