うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
ゆうくん
空き地にて 積み残したる 君の夢 ともに運ばん 夏の果てまで
3
もっと見る
-
麻倉ゆえ
抜け殻は遠からぬ日に亡骸になるセミたちも我らも同じ
5
もっと見る
-
ゆうくん
夏草が 作る小さな 避暑地にて 蜜蜂眠る 羽根を潜めて
2
もっと見る
-
芳立
白雨のなごりの露に池の面はみだれて空のかげぞ涼しき
13
もっと見る
-
晴流奏
色付いたトマトをもげば青々と夏の香りのうつる手のひら
8
もっと見る
-
只野ハル
夏草の茂れる庭を刈りもせず枯れ地に還る冬を思えば
7
もっと見る
-
透子
夕顔と天とが藍に染めるころ黒ぐろ響く遠雷の歌
7
もっと見る
-
まるたまる
一斉に首を傾げて歌うようブーゲンビリアの真紅のドレス
13
もっと見る
-
月澄
深水にはかなき跣足忍ぶれば夢にまどろむ蓮の台よ
7
もっと見る
-
ゆうくん
風に聴く 空き地に昇る 蔓草の 滝に流れる 緑葉の音
3
もっと見る
-
半格斎
入道のくも立ち居れど東方に忍び寄るかな秋色のくも
14
もっと見る
-
由良
雨を抱き澱んだ川のその色はほとんどヒトが汚したもので
4
もっと見る
-
白川剛
霧深く川面をおほふ朝ぼらけわけ入る山にけぶる滝殿
8
もっと見る
-
北の民
畑には滋養を浴びた野菜たち溢れています夏祭りです
5
もっと見る
-
ゆうくん
この星の 海を造りし 雲の滝 音は虚空の 青に響きて
3
もっと見る
-
ゆうくん
草の海 夕陽の色に 頬染めて 村の空き地に トマト色づく
3
もっと見る
-
聴雨
触るるものに添ひて天さす朝顔の性のやうなるわが恋心
11
もっと見る
-
河のほとり
月影のあらしに晴れて野の露にうつろふ千々の花と見るまで
9
もっと見る
-
浅草大将
しなの路を遠みとほ見る夏ぞらに雲の白嶺のいささ涼しも
11
もっと見る
-
河のほとり
村雨の杜を打つ音の立つからに闇にあらそふひぐらしの声
11
もっと見る
