うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
Aquarius
予期せざる不幸が稀に起こるので決して姉に予言はしない
1
もっと見る
-
舞
泣くでなく未だ新しき切り株に触れては悼む年輪の跡
9
もっと見る
-
夕夏
ねったいやぺっとぼとるにみずいれてまくらにしよかだいてねようか
4
もっと見る
-
横井 信
芋掘りを終えて均した畑にもそっとやさしい六月の雨
10
もっと見る
-
詠み人知らず
もう限界かなり手前の段階でインディード見て憂さ晴らしの夜
5
もっと見る
-
天野まどか
恐々と覗きこみたる古井戸にどろどろ動く名づけ得ぬもの
1
もっと見る
-
天野まどか
ぴったりと獲物を狙う虎の眼の透きとおりゆく深き哀しみ
2
もっと見る
-
兎桃
そろそろと去ぬる支度のあらまほし補陀洛の船近づきぬれば
2
もっと見る
-
Aquarius
無知無策車検の度に憂鬱で店のみんなが泥棒に見え
1
もっと見る
-
沢瀉
忘れ路の 夏草逸る 風の和ぐ 喧し人影 永遠の弦音に
4
もっと見る
-
Aquarius
鳥たちの姿も見えぬ囀りはバーディンガルですべて警告
1
もっと見る
-
ななかまど
嶺に咲くハクサンイチゲの気高さよ清楚な白は雪より白し
11
もっと見る
-
Aquarius
日本にオリジナリティあったならソフィスティケーテッド天下取ってる
1
もっと見る
-
音蔵 雅秀
コロナ禍に呑み込まれたる日常は 上皇様まで感染さるほど
1
もっと見る
-
Aquarius
掃除には始まりありて終わり無し一番嫌い果てし無き家事
3
もっと見る
-
音蔵 雅秀
さくらんぼ たわわに実り 陽を弾き 赤き実煌めく 再びの宴
3
もっと見る
-
音蔵 雅秀
鮮やかに浮かぶ紫 紫陽花に 寄り添い開く 白き百合筒
3
もっと見る
-
Aquarius
柵の無いビルの屋上怖々覗き込んだ死の静かな世界
2
もっと見る
-
舞
石狩の流れ瀬音はユーカラのカムイ讃えの古き謡声
6
もっと見る
-
桜田 武
菜園の紫陽花枯れて寂し眼の保養となる紫なしの夏
4
もっと見る
