うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ゆうくん
芭蕉生ふ 虫の音響く 広き葉は 風の泊まり家 美しき宿
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河のほとり
月清に照らす浅茅が風を無み空に尽きせぬ松虫の声
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麻倉ゆえ
スペクトルの光に恋をした頃きっと私もカラフルだった
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浅草大将
雲はれて葉にも花にもつき草の露かがよへるむら雨のあと
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空蝉
若者の望みを充たせ３月のつまづく先への心くばりを
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まるたまる
長月は雨上がり毎に深まりて今夜初めてこおろぎの鳴く
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あき
津波だの台風だのと、水、水、水、思えばそれはノアの頃から
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ふきのとう
虫の音の聞こうる中を愛犬と散歩する道秋風の吹く
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ふきのとう
黄金の稲穂は重く頭垂れ刈り入れ待ちて夕日に染まる
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まるえふ
滅入るよなけたたましさも風と散りりりりりりりと羽音は移る
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ゆうくん
風時計 蝶針は今 コスモスの 花びらを指し 秋を告げたり
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さる
新秋の風さわやかにわが庭の花散りさりぬさるすべりかな
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ゆうくん
一粒の 涙と光る 秋の陽は 雲の彼方の 青空に溶け
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たんぽぽすずめ。
畑から零れて白き星粒が昇るが如きにらの花かな
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詠み人知らず
さわやかに種をはじけり鳳仙花秋風涼し朝の驚き
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トーヤ
悲しみを運んだこともあるけれど風の温度も飛ばしたのかな
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舞
秋来ると魁がけ照らす月影に公孫樹一葉色移ろいて
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ゆうくん
鈴虫の 透明な歌 この秋の 一楽章の 風に流れて
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ケンイチ
長き夜に朧となりし月見れば枯れ初む草の歌はかなしき
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ケンイチ
やっほーとこたえることはもうないとやまびこはじきやまをおりてく
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