うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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鈴桜
伸びて尚伸びても折るることなかれ我が道照らす古の道
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薫智
見上げれば月が笑っているようで自然と僕も微笑んでいる
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ゆうくん
居待月 遠き月氏の 山並みを 大和の空へ 映す白き灯
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黄伝棄市
やはらかき夜明けの視野を啓け青く日輪の稜線背なに尖れり
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大獏
３０年待ちゃいんだべ 豪快に笑ふじい様の楢葉は生きる
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黄伝棄市
暁の雷音なく後を照らしけり万緑はいまだ発火せざるに
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黄伝棄市
龍の鱗三千の羽集まりて世界の明けを吹き鳴らす蝉
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七色コイン
秋の香の金木犀の道歩くこれ嗅ぐだけでおなかいっぱい
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みやこうまし
わが体風化するらし秋風に干上がってゆく音なしの音
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雛
岩肌の 太古の光 魅せられて 億千年を 旅する日かな
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けにちん
バイバイと今日に別れを告げたのに いつの間に手を今日とつないだの？
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みつば
太陽が雲蹴散らしてギラギラとこの世の全てが欲しいみたいに
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宮岡絵美
人間の何たるかをまだ知らないと血の通う手をじっと見つめる
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みやこうまし
秋立ちて暗い樹陰に踏み入れば夏の吐息か靄の篭れり
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ゆうくん
小鳥来る 旅立ちの日の 一瞬に 風を横切る 彩りの羽根
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ゆうくん
かぐや姫 生まれし 朝の輝きか 光りが照らす 竹取の秋
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悠々
漁り火の絶ゆればかなし海螢ゐのち仄かに波間かがよふ
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笑能子
じっとりと滲んだ汗のその暑さ乾く間も無くまた滲み出る
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falcon
名月を柳に隠しかよひくる風も香りぬおしろいの花
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聴雨
十六夜の月に漂ふわびしさをひとり寝る夜の枕べに置く
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