うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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芳立
野分さり虫鳴く夜になほ残る雲も晴らせよ月のぼるころ
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ゆうくん
夢という 荷物ひとつを 羽根に抱き 風を旅する 北国の鴨
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今村りいこ
強烈な身を焦がすよな光より守るためにぞ厚き雲あり
3
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七色コイン
降りそうな気配がしてる涙雨ただやわらかく降っておくれよ
28
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今村りいこ
岩を呑む三角波の波頭には龍の子遊び泥川さかのぼる
1
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今村りいこ
台風を前に菊鉢移動せり風に吹かれる花芽守りたし
6
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半格斎
花も実もわななき腐し雨や風 早抜け急げ野分なるかな
9
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舞
コンクリとアスファルトなるこの街のどこに生きるか鈴虫の鳴く
9
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浅草大将
野を分けて花をたづぬる雨かぜを心あらしと人や言ふべき
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たんぽぽすずめ。
歴博の館の橋に樋が無く滝へ変われり石の階段
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冬野 凪
台風接近のニュース聞きながら二十世紀剥く皮の渦よ
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芳立
方はいま東南となれり去る夏を吹きかへしくる台風の夜
7
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紫草
草刈りつ本番前のおさらひを 聴ゐてほしいと芋苗に請ふ
6
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薫智
雨の日に見える心の優しさが染み込んでるね潤ってるね
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ゆうくん
君と待つ 雨交響曲十五番 駆け抜けた後の 空の青さを
1
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みやこうまし
かなかなと杉生の陰の虚ろさに檄をとばすかひぐらしの声
7
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ふきのとう
ひまわりは雨に濡れつつひっそりと夏を名残りて野辺に咲きおり
12
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ゆうくん
若葉雨 一樹は ピアノの曲となる 水の季節の 調べ奏でて
1
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恣翁
日当たりの 好き廊下から 松林 越えて見下ろす 海は凪ぎけり
22
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ゆうくん
鈴虫が 体に秘めた 琴の音は 今風に乗り 秋を彩り
4
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