うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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浅草大将
から紅に滝の白糸そめあげて織るやもみぢのきぬのおほ河
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芳立
果てぬべきわれと嘆けばけやき葉の深まる色ぞまだ散りもせぬ
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さんた たつに
深更にオフィスを辞せば白秋の冷気頭上に今年のオリオン
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せいか
黒鳥は湖面の反射光を受け黒ビロードの幕開く舞台
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みやこうまし
杉原の暗き樹林に踏み入れば秋の吐息か木漏れ日追えり
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諏訪真
庭先の台の露の一滴 面に宇宙の全てを称え
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浅草大将
夜半の風ひときは寒く松ふけばあられと降れる月の玉つゆ
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岩崎純一（純星）
鷹狩りに大空さへもとほしろく契りし闇の帰るさの道
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ふきのとう
七色の大きな虹は輝きて君の未来に夢をつなげる
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ふきのとう
雲間から虹のかけ橋きらめいて子らは声あげ指さし眺む
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岩崎純一（純星）
白妙の初雪降りてつもらぬによそにぞとけぬ鶴の毛衣
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岩崎純一（純星）
たちかへり羽振きてたたむ鵯の波うつ声の色の花めき
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岩崎純一（純星）
渡り来る声に重ねて待たれつる今日か明日かの雁の玉章
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岩崎純一（純星）
草深き野辺の秋風はらひあへず露の底にぞ鶉鳴くなる
5
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みやこうまし
風吹かず夕日差し込むしぐれ間に紅葉騒げり紅き衣装で
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まるえふ
電線に刻まれし空見上げれば青い三角捕らわれの鳥
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みやこうまし
暮れかけて御所の静かに沈むきわ緑の融けて辺りに馴染む
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恣翁
濛々と 白雨の飛沫 吹き込めり 湿りし土の匂ひと 共に
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ゆうくん
ふるさとの 空を眺める 山茶花は 小雪の季節に 舞い降りた姫
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ゆうくん
寒風が 運んでくれた優しさか 我が家の庭に 山茶花の花
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