うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
いつもなら鳥にくわるる南天が赤々みのり初春を彩る
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ゆうくん
君が夢 初東雲の 青空に 翔べ美しき 龍の姿で
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東大寺
またひとつ 星を見つける 夜明け前 新しき日は 穏やかなりき
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河のほとり
朝霞奥の光を尋ぬれば峰にかかれる雪や初花
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あき
曇天をつんざき昇る猛き龍あなたの子等が待ちわびている
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けにちん
行く年に想いを馳せて仰ぎ見た山陰の空珍しく晴れ
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ゆうくん
空渡る 大つごもりの 風に聴く 海に目覚めた 龍の息吹きを
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たつかわ梨凰
かつて吾を追いかけていた月光の淡きひかりに眠るみどりご
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詠み人知らず
鉛色雲の中から日輪の微かな光希望のように
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七色コイン
歴史とは思えないほど時遅く日常と思えないほど時は速いね
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ふきのとう
新雪に朝日照らせば宝石を散りばめたごと煌めきみせる
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恣翁
尖りたる 山毛欅の梢に 残る雪 冷たき月に 風花と舞ふ
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庭鳥
夏虫が群れなして飛ぶただ中に分け入るがごと小雪のなかへ
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ゆうくん
空に咲く 白梅の星 花びらは 雪の姿で ふるさとに舞い
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ゆうくん
空に降る 白梅の星 花びらが 揺らす微睡む 紅梅の夢
1
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たつかわ梨凰
真夜中の水平線を吸う闇に目無き魚の遠吠え響けり
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由良
凛とした冬の空気の冷たさに清められてく私の身体
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紫草
キリキリと冷え増す朝の庭に出で明け空仰ぎわれ浄まれり
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みやこうまし
梅園の梅の花芽の膨らみに触れて期したり花満ちる日を
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岩崎純一（純星）
穂はつまず鷹狩りせんと来たるらし飢ゑて細りし稲のもののふ
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