うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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浅草大将
日を増してつのる寒さのこの頃を池の氷もはるとや言はむ
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工藤吉生
寝る時に胎児のポーズになっているオレの全てを布団はゆるす
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紫草
まだ見らぬ大根地奧の樹氷さへわれに見せつる冬の夢かな
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車男
珍しく今朝は自然に便が出て大寒の日を浴びに出でゆく
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車男
冬の陽は納骨堂の白壁を跳び箱として北窓に降る
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詠み人知らず
この年の初めの海の穏やかに茜を浴びて輝き染めぬ
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詠み人知らず
朝日浴び雪とけ姿あらわして紅寒椿の色あざやけし
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ゆうくん
小春日の 光りに浮かぶ 富士の峯 裾なだらかに 青空に溶け
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ゆうくん
冬雲の 声を運ぶは 雪の川 春待つ枝に 歌を響かせ
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けにちん
人間のカラダは全てアミノ酸知りて気になる愛はどこだと
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芳立
夢の絵は夜ひとよぬれどうつろひを隠しもあへぬ雪のとけゆく
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いちにのパッパ
枯れ草はひそかに淡い黄金色 風なき午後の中仙道で
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捨丸
炭いこり音をたてしぞ鉄瓶の 心地もたぎるくつりくつりつ
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聴雨
木のもとに白寒椿ほとり落つ冬の夕となりにけるかな
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リンダ
雪知らぬ仔猫のように空仰ぐ冬は二人に暖かきもの
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みやこうまし
古梅の春に備えて新芽つけ貫禄示す太き幹かな
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リンダ
冬眠の熊を見習い雪の日は時間を止めてこんこんと眠る
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詠み人知らず
風が吹き肌が粟立つ一月は藍染模樣の海がどどめく
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たかなしゆり
足跡のついてない真っ白な道一人で歩く 今日のいいこと
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詠み人知らず
庭先にひとりばえした小松菜をとりていただく雑煮のおいしさ
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