うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
|
|
-
詠み人知らず
胸張って今の自分を愛せるか愛せたならば生き易いのに
2
もっと見る
-
みなま
夫のスーツ処分の仕方説く義母は隙間を何で埋めるのだろう
15
もっと見る
-
美津村
少なき亡き父の記憶の中にして酒飲みしときやさしかりき
8
もっと見る
-
みん
じいちゃんの氷のようなでこに触れ 生死の距離を知ったあの夏
20
もっと見る
-
あかる
君といた時間はあまりに短くて淡くて切ないマジックアワー
7
もっと見る
-
詠み人知らず
いつからか胸にきざした深い闇誰も知らない知られたくない
13
もっと見る
-
詠み人知らず
字が書けぬ 祖母が遺した 文字もどき カタカナらしき アリガトウかな
45
もっと見る
-
美津村
洗ひても洗ひてもなほ汚れゐると亡き母兩掌の皺をなげきゐき
9
もっと見る
-
詠み人知らず
星も無い闇夜の海に船を出す 灯台だけが私を照らす
14
もっと見る
-
水星
天仰ぎ故人偲べば台風の地の風よりもさぞ冷たきに
1
もっと見る
-
もぢずり
完璧の体と心捨てて往くその算段のやや楽し気に
1
もっと見る
-
もぢずり
弱音吐くメールは一度まさに手を差し伸べる時逸したる者
2
もっと見る
-
もぢずり
いつまでも点滅するを遠巻きに涙のボタンに触れぬやう居る
2
もっと見る
-
もぢずり
幾年を音信不通か遠ざかる時増しゆくを数えたくなし
2
もっと見る
-
もぢずり
タオルケット歯ブラシパジャマ一夜のみ泊まりて遺す君の痕跡
3
もっと見る
-
みなま
心にはさらさらさらと降り続く雨があります 三年目です
13
もっと見る
-
あかる
さやさやとさやぐ笹の葉なに告げぬ 緑の海で君の声きく
4
もっと見る
-
うすべにあおい
手なごろに 酒を忍ばせ 人を恋う夢に在りしの ままの姿で
3
もっと見る
-
すばる
空見上げ君の笑顔を思い出す 風よ伝えて元気でいるよと
14
もっと見る
-
みなま
生きていたら優しく笑って髭捩り椅子をくるりと回しただろう
7
もっと見る
