うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
横井 信
雲の間の大きく見える満月に向かってそろうカエルの合唱
9
もっと見る
-
夕夏
おかしいなぶっかがにばいしょうひぜいばいになったろだれもいわない
5
もっと見る
-
痴光山
文庫本いちスマホ五つ昼寝いち 初夏駆る電車の向かひのシート
5
もっと見る
-
ななかまど
網膜に淡くひろがる白昼夢 触れずに消えし君のまなざし
11
もっと見る
-
海野 冬雪
なみおとが あまおとにきゆ かいがんに かすかなじゃりおと いっぽゆくごと
2
もっと見る
-
舞
飛行機の雲一筋を掴まんと手伸ばす我はもうあらなくに
6
もっと見る
-
中康
シトシトと 止まぬ雨粒 葉を揺らすキュウリもナスも 伸び立ち勝る
3
もっと見る
-
茂作
音のする雨を厭はで見つるかな 今朝色變へたあぢさゐの花
12
もっと見る
-
中康
雨打つ窓 光るカミナリ 浮かぶ顔忘れるように 雨粒流れ
2
もっと見る
-
びわ
驚きはゴウヤのつるが一日で三〇センチぐんぐん伸びて
3
もっと見る
-
横井 信
梅雨の来たちょっと湿気った里山にそっと入ればビワの実の成る
7
もっと見る
-
夕夏
なぜにしへしんぐんするかやまがないからただらくだからひよくゆえ
3
もっと見る
-
痴光山
スーパーの新鮮野菜の大袋 避け単品を選る孤食びと
3
もっと見る
-
中康
雨の夜 酒を注ぎやる 父親がしみじみ語る 山の思い出
2
もっと見る
-
中康
麦後の 畔にポツンと アジサイは小雨を楽しみ 花を咲かせる
4
もっと見る
-
舞
ライラック朽ちて鈴蘭また巡り梅雨無き街に咲く菖蒲かな
7
もっと見る
-
茂作
紫陽花の色を迷へる梅雨走り 青にうつるや朱にうつるや
10
もっと見る
-
横井 信
さあ次の一歩をそっと踏み出してゆっくり行こう雨の月曜
7
もっと見る
-
海野 冬雪
ひとり死す、私はわんこと暮らせない 鉢植え増えゆく 雨を避けて
1
もっと見る
-
茶色
御神木七里の渡し辿り着き山車で迎えて伊勢路見守る
4
もっと見る
