うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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うすべに
雨の日の小さなしあわせ 葉桜のしずくのなかを蛇の目が過ぎる
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坩堝
蓮の葉の露をあつめて君に書く夏の空へと想いは消える
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詠み人知らず
なぞる指 甘い語らい 投げ捨てて 起きて寝るまで ケアをする彼
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ryotak
雨を長み、ダムに堰かるる滝川は貯めても末に溢るとぞ思ふ
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ＫＥＮ
うち渡る 力この身に まだありや 瀬波いさよふ 思ひの岸邊
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詠み人知らず
爆睡し 見送りできず メールする 目薬さして 寝ぼける私
4
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滝川昌之
色を捨て一度乾いた紫陽花をなぜ強く抱く晩夏の驟雨
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坩堝
さざ波の運河にいづる月の道橋のたもとに赤い帯ゆれ
3
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夕桐
桃の葉の朝露あつめ飮み干せど 差し過ぐ惠ぞあさきゆめみし
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洩矢転石
どうせならもっと上手に嘘ついてもっと上手に悲しませてよ
4
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葭堂
出征し 戻りし君に 染み入るは 恋した夏と 同じ蝉声
10
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夕夏
たたずみてきみのうまれしまちなみをしのべどむなしきみがふるさと
4
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弦歌
こえだねさ めごこさむったど あやこして あまされでらじゃ ばがコだね
3
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詠み人知らず
帰り道 夕焼け染まる 赤い雲 秋の悔しさ 思い出して
5
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弦歌
この耳で拾えぬ心欲しては 鋭利な爪を伸ばす愚かさ
3
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へし切
名残惜し愛しとや君を送り火の身を知る雨の降りやまぬ宵
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詠み人知らず
バス揺られ 心地のよさに 眠くなる 隣の彼氏 目を閉じ瞑想にはいる
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夕桐
白桃の蜜の甘さを知りてなほ 黄貴妃娶り侍らせまほし
10
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泰
靜けさに際立つ雨音ひしひしと迫る寒氣に猫と籠る
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千葉 甫
窓に来た月は赤くて大きくて今日も続いている熱帯夜
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