うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ゆうくん
陽の色は 四月のリボン 若草を 春あたたかき 雨に束ねて
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善田真琴
骨折られ邪魔者にされ置き去られベンチの下で泣き濡れる傘
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ペニーレイン
侮蔑には微笑で応う昨日まで冬ざれの森いきなり眩し
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ペニーレイン
夢に藻掻き現に足掻く寸暇惜しまぬ脳の形而下的ツボ
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菱谷真青木
宇宙飛行士の頭痛、吐気、悪寒、目眩を思う部屋のくらやみ
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三沢左右
稲妻の姿の枝に閃光のごとき花弁の桜を夢む
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三沢左右
濃Ｂｌａｃｋの珈琲満たるＣｕｐにも桜一片浮かべたき春
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三沢左右
数へえぬ願ひを持たる君なれば桜の花を数へ歩けよ
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三沢左右
わが歩く道より低く枝を垂れ瀬にまがひをり 春さくらばな
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三沢左右
空を知らぬ人らに空をみせむとて桜五分咲き今誇りをり
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詠み人知らず
銀河系はるか彼方へ君は飛ぶ 吾は隣りに味噌借りに行く
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西村 由佳里
野の原に 陽に誘われて 来てみれば 目前広がる 桜のうねり
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詠み人知らず
花の散り葉の生い茂り毛虫ふえ それが桜の姿なのだよ
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詠み人知らず
桜咲く誰も杓子も誉めそやす 結果キライじゃ桜散れよし
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芳立
はなぐはし桜ふぶきにブライダルフェアへおもむくゆるらかの髪
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薫智
舞う花に「ありがとう」って念をこめ世界へ届け繋がるように
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薫智
弘前の白き世界に薄紅の色がつく日を待ちわびている
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善田真琴
解答を知ってる顔して陽は落ちてヒントも暮れずに朝日は昇る
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住川幸
ふいの風 面上げたる人々に空より注ぐ幾千の花
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善田真琴
銀鼠の腹横たえて海神も暫し微睡む東雲の頃
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