うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ゆうくん
風そよぐ 若草色の 山肌で 緑に染まる 山桜かな
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ゆうくん
山笑う 花びら旅する ふる里の 四月の風に 声を響かせ
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光本博
くれなゐのうめさきにほふさにはべにうぐひすきなくこのあしたかも
1
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善田真琴
色白の痩せた体を貝割れは押しくら饅頭陽の差す方へ
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善田真琴
種という弁当箱を渡されて短い命生き抜くもやし
1
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木綿
美しい景色は時に残酷で消え入りそうな自身を抱く
9
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ゆうくん
鳥歌う 二十四色の 音階が いまふるさとの 春風に鳴る
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聴雨
惜別の空に舞ひゆくひとひらの花とみまがふ東雲の月
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いちにのパッパ
逆光にソメイヨシノと子どもらの歓喜の声が溶け込んで春
3
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菱谷真青木
冬の匂いと春の匂いを嗅ぎ分けようとしているうちに夜です
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菱谷真青木
コーヒーの香りが描く軌道から恐竜の雲飛び立った窓
1
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只野ハル
眼の前を白い腹見せ急旋回燕飛び去る菜の花畑
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螢子
満開とならば雨降る風が吹く桜のさだめ今も昔も
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菱谷真青木
火星にも生きる準備をするための夕焼け小道があればいいのに
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螢子
地に向かい花つぎつぎと咲かせては空にこがるる枝垂桜よ
17
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ふきのとう
満開の桜を愛でる人びとは酔うて和みて優しくなれる
11
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螢子
満々と流れは速き高瀬川水面を遊ぶさくら花びら
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螢子
どくどくと生命の鼓動聞こえくる古木のさくら抱く昼下がり
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まるえふ
どうせなら桜の花になりたいよ咲いて愛でられ散りて惜しまれ
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浅草大将
流されて海へのり出す花いかだ浪に砕けてまたも散るらむ
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