うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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葡萄
おのころの飼飯のなぎさの跡みれば松の千尋になづむ白波
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ゆうくん
我が母に 贈らん 風の草むらの 和の花びらの つぶらなる夢
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ゆうくん
輝やきの 季節の旅の 始まりに 二人をつつむ ふるさとの空
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恣翁
憂鬱な 春の夕べの花曇り 白詰草ぞ 咲き誇りける
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ゆうくん
聖五月 水の言葉を 山に聴く 未来の空へ 伸びる緑に
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ふきのとう
満開の桜手にふれ旅の宿ゆるむ川面に春の陽光る
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ふきのとう
紅の音色聴かせる芝桜海に山にと趣きかえて
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只野ハル
椿落ち芍薬の咲く裏庭を訪う人もなく春は盛りに
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只野ハル
水の跡稀薄な大気磁気圏を持たぬ冷たく赤い惑星
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七色コイン
何も無い襟裳の春というけれど こんな優しい名曲がある
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風橋 平
繭玉のごとくに白の梅紅の梅枝垂れあふ 昼さがりなり
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菱谷真青木
幸福をひとつの季節にたとえれば十七年後、夏の次頃。
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菱谷真青木
「きっとあれ寂しくてだ」と呟いたブドウ球菌をただ見る人
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菱谷真青木
眠たくて身体の中の花や樹があらかた咲いてしまうようです
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菱谷真青木
ぱぱぱぱと瞬いている光、夜、道路、雨など「しん」と聞いてる。
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菱谷真青木
西陽だ、真っ正面からの西陽で歯車の街貫くがいい！
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みづ子
窓辺にて本を開けばこくりこくり春のねむけの海でただよう
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もなca
吹きぬける風は若葉の香をはらみ面を上げて歩く坂道
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風橋 平
あおあおと若き辛夷木は葉をふきていまだ充たせぬ空を背にする
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風橋 平
夜風に散る花びらを見たことがないというきみ きみが木蓮
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