うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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みやこうまし
ざわざわと躑躅咲きける道を行き涼風に触れ春去ぬを知る
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みやこうまし
庭に生う若き青木の新緑に奮い立たさる我の生気を
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詠み人知らず
幼き日 チューリップが 好きでした 今は牡丹に 惹かれやまない
3
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善田真琴
月没し日出づるまでの須臾の間に微睡む神々我寝ずの番
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笑能子
庭の中静かに季節の巡りあり程よく欲せは麗しきかな
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いちにのパッパ
楽しくてしょうがないよねハナミズキ雨に濡れても満開の笑み
3
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おかき
見覚えのない夜空だけ数えてる「君が空を飛ぶ理由は？」
1
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粕春大君
繰る人のなくとも今朝の花暦藤の花こそ色まさりつれ
12
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浅草大将
遅ざくら今かと尋ねきそ路にもはやはつ夏の風越しのみね
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半格斎
さ庭にはそそ吹く風にうなづきし五瓣花しろき雪柳かな
11
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環
歳月をかさねし夢の白鯨の天たかく吹く潮の稜線
3
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ユーカリ
うつくしい時はつかの間色あせた椿の花が地にこぼれ落つ
12
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ふきのとう
しっとりと雨に濡れおり花水木ひときわの色心にしみる
17
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きたの小町
駒ケ岳 ふりさけみれば 風薫り 空に大地に 息吹が聞こゆ
4
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詠み人知らず
さみどりを 無邪気にはじく 雨音に 急ぐ季節も しばし佇む
30
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佐藤晴
耳あてて老いた巨象の脚のよな樹皮の下にも息づく水音
4
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みやこうまし
八重桜嵩だかに咲き重たそう白やピンクが辺りに萌える
4
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みやこうまし
御所苑に腐葉土撒かれ木陰道朽ち葉香りてしんなり歩く
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葡萄
御津羽敷く白詰草の蜜蜂は白露汲みて神酒をや醸さむ
5
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詠み人知らず
流木という音の響きが好きだから 流木になってアメリカへ行く
8
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