うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
いつからか胸にきざした深い闇誰も知らない知られたくない
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詠み人知らず
字が書けぬ 祖母が遺した 文字もどき カタカナらしき アリガトウかな
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美津村
洗ひても洗ひてもなほ汚れゐると亡き母兩掌の皺をなげきゐき
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詠み人知らず
星も無い闇夜の海に船を出す 灯台だけが私を照らす
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水星
天仰ぎ故人偲べば台風の地の風よりもさぞ冷たきに
1
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もぢずり
完璧の体と心捨てて往くその算段のやや楽し気に
1
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もぢずり
弱音吐くメールは一度まさに手を差し伸べる時逸したる者
2
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もぢずり
いつまでも点滅するを遠巻きに涙のボタンに触れぬやう居る
2
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もぢずり
幾年を音信不通か遠ざかる時増しゆくを数えたくなし
2
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もぢずり
タオルケット歯ブラシパジャマ一夜のみ泊まりて遺す君の痕跡
3
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みなま
心にはさらさらさらと降り続く雨があります 三年目です
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あかる
さやさやとさやぐ笹の葉なに告げぬ 緑の海で君の声きく
4
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うすべにあおい
手なごろに 酒を忍ばせ 人を恋う夢に在りしの ままの姿で
3
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すばる
空見上げ君の笑顔を思い出す 風よ伝えて元気でいるよと
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みなま
生きていたら優しく笑って髭捩り椅子をくるりと回しただろう
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あかる
もう一度やさしい君の声聞けばもう少しだけ頑張れそうなの
6
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もぢずり
苦の声の多き命の時すぎて解き放たるを浄土となむ呼ぶ
1
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もぢずり
不憫なる愛しき子らのこの今を誰に托さむ生きよこの今
5
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もぢずり
コンビニでこの瞬間にベントーを摂る子の姿現にツイッター
1
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もぢずり
あやまればすむことならずわがこらをかなしませたるわれをゆるすまじ
2
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