うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
あかつきの風につばさをひろげたるしづかなる鵜とそこからの海
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桜園
雨上がり繁る夏草刈りおれば蛙一匹わが手にのりくる
12
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ゆうくん
花菖蒲 雪散る山か 花びらを 染めて夜明けの 空の色降る
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ゆうくん
夏至の風 握らんとする 蔦の生 陽に添いて伸ぶ 柔らかな手で
4
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ゆうくん
吹く風は 夏 奏でたり その上に 青の神話の はじまりの雲
1
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更紗
雨音にふと窓の外目をやれば白く俯く くちなしの花
3
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ゆうくん
花菖蒲 雨に踊るは 水無月の 雲の彼方の 青空の風
1
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詠み人知らず
白山の岩のせせらぎ清らかで 美味なる米と酒出來るなり
7
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れお
もう死んでしまったことに気づかない椿を拾い散らす花びら
3
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みやこうまし
路地裏の軒下に咲く紫陽花の街灯に映え夜道明らめぬ
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詠み人知らず
無い音は台風一過の駐輪場 悲しきペダル 天を指してる
10
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詠み人知らず
雨雲を連れ去るのなら憂いさえさらってほしいこの台風に
7
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七霞
夜半にて光途絶えし町並みの黒き輪郭風雨に沈む
5
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詠み人知らず
風渡る緑の田んぼ涼しくて 憂鬱だった昨日は去りぬ
4
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falcon
大風と芦打つ雨に巣を守りせっかは濡れて身じろぎもせず
11
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五穀米
山を恋ひ山に憧れ空にまで拡げたしわが情緒の行方
5
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きびなご
灰降らし 街も車も 汚すけど なぜか憎めぬ 櫻島山
5
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風蘭
まだつよく吹く風のこる青空のうす綿の雲とおくに映える
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粕春大君
野分吹きて散りしあを葉は地をおほひ木々の枝間に青き空見ゆ
21
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ゆうくん
心のみ 伝える文か 紫陽花に 香るは雨の 甘やかな歌
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