うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
なかしぃ卿
本読めば居ながらにして様々な見知らぬ世界垣間見えたり
8
もっと見る
-
九條千鶴
庭先にそびえ立っている大木の名前を知らず迎える弥生
8
もっと見る
-
想野
昼下がり春めく日ざし露天風呂 見上げる空に飛行機の雲
10
もっと見る
-
詠み人知らず
突然の眩暈におそわれくるくると回転してるスケーターとなる
18
もっと見る
-
ながさき
鳩摩羅什 亀茲国の人 翻訳家 秦の時代に 法華経訳す
21
もっと見る
-
絮谷新
猿廻し自ら閉づる圓環に夕べ奏づる手廻し風琴
18
もっと見る
-
みやこうまし
歌通し人の香りに触れられる 芳香放つ我でありたい
22
もっと見る
-
工藤吉生
ボロいなと思い見ていた住宅の中からワッと笑いごえ立つ
9
もっと見る
-
白彗
黒猫が 横切る十字路 暗闇の 静けさの裏に 潜む魔女の手
8
もっと見る
-
舞
二人いても時の流れのそれぞれに語る思い出違う彩り
12
もっと見る
-
石川順一
寝違える首に思ひは深すぎて乃木将軍や静子さん知る
19
もっと見る
-
灰色猫
神さまが形而上学にはなくそをひっつけたのではなくそを学ぶ
15
もっと見る
-
へし切
草青む陽ざしやはらか土手の道こころ弾めば足もかろやか
23
もっと見る
-
詠み人知らず
「飽きません？」問われて気付くランチメニュー 十日も続けて同じものだわ
17
もっと見る
-
詠み人知らず
活力の漲る人ぞ寄りてしか 知らずと吾も倣ひ勵まる
15
もっと見る
-
詠み人知らず
人よりも 三倍五倍かかるけど ムズいからこそ挑戦したい
18
もっと見る
-
ひかり
毒となる消毒液の匂うとき核となる花手向けて静か
5
もっと見る
-
まあさ
図らずも 苦手なジェット コースターに 乗ってたような 二月が終わる
18
もっと見る
-
只野ハル
骨と皮曲げて閉じたる右脚を固まらぬよう開いて伸ばす
11
もっと見る
-
只野ハル
リハビリもできない程に弱りたる父の髭剃る午後の病室
20
もっと見る
