うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
通勤の大気に色をつけるなら 曖昧模糊のサマーオータム
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聴雨
鮎くだる頃かと語る先みれば白瀬にまろぶ秋の日のあり
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みやこうまし
秋立ちて澄めるみ空を見遠せば雲の絶え間を雁が渡れり
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リンダ
物干しに絡まる蔓は遠慮なく空を目指して苦瓜を生む
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ゆうくん
星逢いの ひとつ星いま 空に見ゆ 彩雲濡らす 秋の涙と
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ゆうくん
風に乗り 夢変化する 飛行艇 行く八月の 空を旅して
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ゆうくん
ひとときの マッターホルン 夜明け雲 その山肌に 燃える秋の陽
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かぐや
むらぎもの こころなずんで ゆふすずみ においわづかに あきのかをりと
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詠み人知らず
汗の玉たらり背中に流れ落ち 夏は去らぬと底意地見せる
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大百合王
うたまゐの とよもす音の 山里に蝉は静かに 時雨けるかも
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もなca
庭先に立つ幼子の頭上には大きく咲いた芙蓉揺れをり
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芳立
うつそみはまだあき風とおぼえぬにつくづく聞けば蝉が説くなり
7
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詠み人知らず
私たち骨になるため生まれ来た だから流れる血を献上す
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ふきのとう
赤茶けた里いもの葉は記録的猛暑つづける象徴とならざり
7
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猫実主税
帰るさのしほ路にかすむ花しあれば島影ばかり憂きものはなし
7
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あき
もう今日は終わりにしよう暑すぎて君を愛する気力も尽きた
4
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詠み人知らず
水シャワー胡瓜と塩に扇風機 たまの休みはだらだらがいい
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恣翁
窓越しの真昼の海は ぎらぎらと 陽を照り返す 硝子の破片
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詠み人知らず
お馴染みが待合室に見えないと 心配してる善人ばかり
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桜園
はなやぎし百日紅の下陰にかそけき萩のうすきくれない
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