うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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枝戯
室戸にて岩に登りて海見れば波とともに潮風迫る
1
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只野ハル
上を向く稲穂かすめて飛ぶ燕変わり始める風を感じて
5
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いちにのパッパ
しゃらしゃらんリュックの中の水筒の氷鳴らせて子は夏をゆく
13
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五穀米
秋来ぬと目にはさやかに行く雲の様子を変えて挨拶したる
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ふきのとう
一日のとばりの落つる夕暮れにこおろぎ鳴きて秋の訪れ
13
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舞
夕暮れも短くなりぬ八月もみそか間近の空いわし雲
11
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五穀米
ブタクサの花咲く前に秋の日を愉しみ尽くして冬を迎えん
2
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由良
にょきにょきの入道雲の上の方羊雲の群れ 空は賑やか
6
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ゆうくん
山里に 夏の残響 蝉時雨 降れば野に鳴る 秋の鈴の音
3
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ゆうくん
野には鈴 耳を澄ませば 聞こえ来る 秋の浜辺を 染める波の音
1
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ゆうくん
明け空に 光る白夜を 夏の雲 青く眠れぬ 夜を照らして
1
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ゆうくん
その蔭に 微かな秋を 蝉時雨 回り続ける 風のレコード
2
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猫実主税
散りぬらんはつかに見えし桜花きぞ降る雨の軒を打つ間に
5
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桜園
葱苗のようようしゃんと立ちてこしたっぷりの水に残暑耐え忍びて
10
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桜園
あかときに聞こゆは鳩のぐぐる声蝉にかわりて誇らしげに鳴く
12
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詠み人知らず
涙して種撒く者の収穫は踊りて謡え恥じることなく
3
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猫実主税
雪深み道もたえにし里にあればはるけき方の花をしぞ思ふ
5
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猫実主税
山里の雲をはらへる風吹きて麓に春の盛りをぞ見る
2
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由良
グラスの中の海でカラカラと夏を奏でる氷の孤独
5
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恵
美しき国あらはるるさざれみず我は南の星を見上げり
5
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