うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
紫苑
ふるさとにえ降らぬ雪の檻にゐて大猩猩の目のかすみをり
8
もっと見る
-
桜園
しっかりと枝につきたるこならの実音たて落ちて枯れ葉に埋もれぬ
12
もっと見る
-
もなca
朝方の床へと下ろす足先にまず伝い来る秋の深まり
14
もっと見る
-
ゆうくん
ペガスス座 流れぬ涙と光る夜が いま秋冷の 風に吹かれて
4
もっと見る
-
ゆうくん
涙とは 星の異名か 眼にしみる 風に二人の 秋が流れて
4
もっと見る
-
ゆうくん
寒露降り 秋の舞台の 幕はあく 風藍色の 雲を開いて
1
もっと見る
-
ゆうくん
草紅葉 木の葉の描く 足跡を いま秋霖の 音が駆け抜け
1
もっと見る
-
ゆうくん
秋風の 吐息の音色 歌と鳴る 母子囁く 月の夜空に
2
もっと見る
-
由良
葉陰より陽射しを受けて秘めやかに 想いつのらす撫子の花
7
もっと見る
-
由良
暗闇に花びらの色見えずとも 香りは風に乗って漂う
3
もっと見る
-
環
ずいぶんと世界が薄いみづいろの空 地平線 をりかへす波
6
もっと見る
-
環
瓦から生えたつる草もみぢする 園城寺 秋のはじまりのこゑ
8
もっと見る
-
環
淡海のとうめいなみづ冷たくて終らない夏の終りを思ふ
7
もっと見る
-
環
海のやうな湖がある場所にきて釣竿なげる父子をみてゐる
3
もっと見る
-
白亜
淡き雲を透きてほのかな月影を ひそと逃して夜の闇ぞ濃き
8
もっと見る
-
由良
花は夜 姿は闇に隠れても香りでオスを捕まえるかも
1
もっと見る
-
詠み人知らず
人だけが人を殺すと説明し 人を殺せという熊の母
4
もっと見る
-
大河千紋
たましひの冴ゆるひと夜の神さぶる霧も染め抜く紺碧の摩周湖
9
もっと見る
-
枝戯
故郷を離れし我に降る雨は変わらぬ四季の足音なりけり
2
もっと見る
-
浅草大将
天きれば昨日はうすき羽衣に今朝かさねつる雲のわたぎぬ
4
もっと見る
