うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
待ちわびた春はＭＡＸ遅刻して 詫びも入れずに梅雨になるのだ
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舟人
うす紅の花弁連ねて杏咲く妻の手植えて５年目の春
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赤石仙人
この春は櫻前線早ければ卒業式に花そへるかな
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紫苑
しののめはほの冷たきを吸ふごとく著莪はかぼそき舌をふるはす
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由翁
浦島の太郎翁も歩ゐたか南薩摩の鰹街道
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よもぎ
あまさかる鄙の櫻咲きにけり其れ見る人のなかりけるかな
1
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河のほとり
うぐひすの鳴く山のベのタ影にほのぼの見ゆる桜花かな
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思恋路
目の前の小さくなりゆく灯をただただ見ゆるそれしか出来ぬ
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みやこうまし
陽の射せばぱっと輝き浮かびたりしだれ桜の花盛る園
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小林道憲
巡りゆきてめでし桜の面影のまぶたに乱れ寝ねがたかりき
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三嶋
酒盛りに急ぐ人らを見おろして あなたはさくさく微笑んでいて
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詠み人知らず
菜の花の黄に並びたる白き花大根の花純白の花
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紫草
青空の眼にしみわたる春の日にさくらさくらと咲きこぼれたり
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みやこうまし
白木蓮は咲き切らぬこそ愛しけれ恥じらいている白き柔肌
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コーラ
夏の夜は西瓜の種を飛ばしつつ胡蝶の「夢」に思い馳せおり
5
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コーラ
有形は有限なれば無形とは如何なものかと夜桜に問う
8
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かぶらぎ
畳部屋箒で掃いて縁側で雲を見送る一日もいい
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河のほとり
山桜雲居のごとき盛りには鳥や飛ぶべき空を知るらむ
5
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芳立
心知らばなに嘆くらむ散りぬべき身のままに咲く花のひといろ
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深倖（白子鳩）
さくら花 ふわふわ揺れる枝をみて風はかすかに吹き侍るなり
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