うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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紫草
日に増して早緑繁りよく笑う山に囲まれ朗に暮らす
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yuki
凛々と頬べた沁みる風立ちぬ今宵もきみに抱かれて眠らむ
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胡桃
春の雨 はしゃぐ私の上を行く この雨風に負けないように
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詠み人知らず
その街の蕎麦屋ふらりの割り下の 豊かさに増し豊穣な酒
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みなま
増水す河の中洲の川柳紗枝差し延べて小魚守るか
11
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さら湯
罪深くと 畢生笑う 君も消ゆ 朽ちる御身は 星へ還りて
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みなま
「またバラが今年もたくさん咲きますね」あるじなしとてはるなわすれそ
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灰色猫
悲しみがあまりに深くある夜も桜は緑に輝いていく
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純哉
春空にハンケチ振って出立の名残惜しそな木蓮の花
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コロ助
夕暮れと 曇った空と 朝日とは どれも切なく どれも嬉しい
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yuki
音もなく染まる小雨の夕暮れは孤独を知るに十分だった
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浅草大将
夏くるはあすかの川にゆく春を今日ひとひらの花に送らむ
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千草
萎れどもまた萎れどもまた咲きぬ小さき花は我諭すごと
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焰狐
この道を延々まっすぐ歩きたい犬雉猿のお供もつけず
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しりか
夢扉開いて歌う春の風花目覚めゆく朝の光に
5
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赤石仙人
山肌に雪の殘れる里に咲く櫻の花も盛りを過ぎぬ
5
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赤石仙人
雪かぶる櫻花こそ珍しき信濃の國のことならでかな
1
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赤石仙人
伊那谷の夕日に映える白き峯聖赤石塩見北岳
1
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瑞洋
車中にて 娘待つとき 上を見る 新緑の間から こぼれる光
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千草
更けにけり月眺めつつ古をひとり偲ばん風過ぐる夜は
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