うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
|
|
-
詠み人知らず
立ち昇り雲と棚びき一人ひとり己が星へと夜風に乗って
7
もっと見る
-
詠み人知らず
のり塩かうすしおやったか確認の電話を入れる世帯主です
6
もっと見る
-
詠み人知らず
旅路先 ふと着たコートの裾手繰り 付いた赤毛の お供は愛犬
6
もっと見る
-
灰色猫
死別という哀しきものを愛犬のその冷たさに学んだ焼き場
13
もっと見る
-
千映
十三年母の分身補聴器が壊れて処分するにたえない
10
もっと見る
-
近江の人
奥まった家に一人の姉の地のテレビ伝える雪の予報を
5
もっと見る
-
半格斎
雲間より差し込む光を愛おしみ つかの間ふたりで雪寄せをせむ
18
もっと見る
-
半格斎
雪鳴りも終えて清し冬の夜に 食むる蜜柑の香り ただよう
15
もっと見る
-
千映
ストーブの薬缶のお湯の音にさえ介護の辛さ訴えている
13
もっと見る
-
桜田 武
子幼き頃のイブの夜明日の笑顔見たくこっそり寝顔にプレゼント
0
もっと見る
-
近江の人
冬はビューと寒くないとあかん雪がカッカと降る父母の声
3
もっと見る
-
詠み人知らず
冬至にはまだ早いけれど栗かぼちゃ 煮てくれたんだね おばあちゃん
7
もっと見る
-
詠み人知らず
ネヴァモアやワンスモアや天が下たつ吾が身には知る術も無く
4
もっと見る
-
詠み人知らず
鰯雲かの跳び石わたりなば父母すまふ郷ありや否
3
もっと見る
-
灰色猫
高き背の祖父の血潮を受け継いだ己の影におもかげを見る
20
もっと見る
-
詠み人知らず
灯に浮かぶ 影踏み鬼を雪影と 共に遊びし 柴尻跳ねる
5
もっと見る
-
千映
先見えぬ介護生活吾も老い母に棘さす言葉増えたり
16
もっと見る
-
詠み人知らず
病院へ送り届ける祖父母の背 小さく細く こんなに偉大だ
13
もっと見る
-
び わ
我が舌の身近な被害者家内なり一つの言葉注意重ねて
4
もっと見る
-
灰色猫
おこたというゆーとぴあでぬくぬくとやすらぎ眠るねこふんじゃった
16
もっと見る
