うたの一覧
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恣翁
アスファルトに砕くる 冷たき雨脚を 見つめていれば 迷ひ消えけり
24
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たゆむ
脱げそうで脱げないスーツ破り棄て あたらしい風纏い歌うか
12
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詠み人知らず
消防の訓練があり職場では寸劇のごと幕がひかれり
15
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詠み人知らず
転けそうな自転車をみて立て直す老いたる人が駐輪場で
19
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コーラ
戻ったらオフィスで立ちゲロ吐いちゃって辞めればいいやって時の五月雨(助かる)
3
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コーラ
しん とした空気も冬ではもうなくて替えた衣は引き出すまいぞ
6
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詠み人知らず
窓口の職員さんは安住のハローワークで職さがす君
13
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詠み人知らず
毎朝の汗だく修行ハンカチを 取り出すほどの 隙間がほしい
16
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詠み人知らず
日に焼けた漁師の腕がひく網に青き魚やよきかな鯛が
16
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詠み人知らず
信長よ天下とらんか松の枝が突き抜けんかな永徳の画ぞ
11
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林林
連勤が始まる朝と終わる朝交差する日の炊飯器の湯気
16
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風花
情熱の熱意の先に需要という受け皿生まれ不可欠となる
19
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光源氏
連休は仕事尽くしの仕事人うらみつらみを一人つぶやく
16
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秋日好
月曜日締め切り仕事目途がたち未完成でもうたのわ遊び
9
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葱りんと
面接で 肌合わないと 感じたが いざ落とされると 何故か落ち込む
14
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備前 大輔
ああ三度生業を変え身を濡らす夜雨にけぶる桜木の下
9
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詠み人知らず
板前の見習いなるか若き人今日も掃きたり料亭の庭
16
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秋日好
ボランティア庭で陽を浴び動きたい元気な姉御に雑草案内
8
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詠み人知らず
ひっぱるるごとくに眠しうわまぶた まだあれもこれもそれもやらねば
2
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葱りんと
「もうダメだ 落ち込んでんの 放っといて」 酒でも飲もうよ 飲み干し流せ
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