うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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卯月
幼子の心をしばし取り戻し我も見上げる十五夜の月
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詠み人知らず
「めいげつ」はゆっくり肥大していまにみんなをつれていってしまうわ
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inosann
地に落ちた満月のごと対向車のヘッドライトは冷たく光る
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コロ助
天照大地に光る月読よ ちはやふるこの二つの光
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備前 大輔
吹く風に薄の庭はさんざめく穂波を照らす満ちた月影
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コロ助
秋の夜空 ２０時１３分 空見上げ 中秋の名月楽しみましょう
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浅草大将
風のむた朝ふむ野辺に道あれば踏まずもがもな秋の八千草
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ふきのとう
中秋の闇を照らさる満月はすべての人の道しるべとなる
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住川幸
昼食をくいっぱぐれた夕方は東の月を大きく齧る
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詠み人知らず
秋と言えど 少し汗ばむ 陽光の 澄む空の彼方 つばめ去り行く
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駒蝉
教科書を机に開けたまま 部屋に落ち入る鈴虫の声を聴く
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みなま
秋という名前戴くルイボスティーそろそろホットの恋しい秋だ
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たんぽぽすずめ。
深渕に夕日が沈み瀬の音を聞き闇へ見る腐る柿の実
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たんぽぽすずめ。
少しだけ欠けどあまねく街照らす月の灯へ抱く青き胸べり
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月雪花
長月や うだる暑さが 続けども 涼風吹けば 蜻蛉舞い飛ぶ
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詠み人知らず
自販機の灯り恋しい田舎道 ここには星がまだあるんだね
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たんぽぽすずめ。
蝉が逝き草むらに住む虫達へ渡すバトンはレクイエムかな
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舞
雨風に打たれるままに咲く野花不思議なほどに純粋な色
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みなま
朝夕に色づく空とはうらはらの空に地球の影を見るといふ
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徳毛圭太
気づかずにゆっくり変わる幸せの形はきっと雲に似ている
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