うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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村上 喬
海原を桜色へと染めている春風の中ひとりたたずむ
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灰色猫
唐突に撃ち落される花びらのような脆さで春を生き抜く
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詠み人知らず
春いまだ浅きにけやきのみどり萌ゆ生きがたき世を生きよとばかり
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inosann
北風と太陽の話し思い出す一枚一枚着る物へらして
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詠み人知らず
地下道の出口階段半ばには 街灯に滲む春の闇あり
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南美帆
川面へとひらりひらりと舞い落ちる皆の祈りの心をのせて
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詠み人知らず
花の散り葉の生い茂り毛虫付き それがサクラの姿なのだね
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斑鳩入鹿
悲しみも苦しみも越え心して櫻吹雪と共に歩まん
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黒兎☆
笑ってた空さん急に泣きだした大粒涙私を濡らす
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芳立
こころなくさくら散らすと憂きながらのちは吹雪を巻き起こす風
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桜町
暮れがたき春あらましの夢のうちにあはれ桜は咲き残りけり
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桜町
吹く風に勿来の関は荒れ果ててもろこしまでも花ぞ散りける
2
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桜町
惜しまじな昔ながらの山桜幾代の人をあくがらしけむ
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桜町
昨日今日飛鳥の山の桜花かざして春ははや暮れにけり
2
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桜町
いとまあらば折らましものを桜花かざしてけふは野にも寝ななむ
0
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詠み人知らず
朝の雨に濡れて咲きたる花海棠さくらに酔ひし我が目さましむ
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大埜真巫子.
太陽を 見上げて笑うと神様に届くらしいから笑ってみよう
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片井俊二
目の前を白く散りゆくモクレンは生まれし春の夕暮れに死す
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夢追い人
茅葺きの屋根に残りし雪の跡軒の雫に水仙の咲く
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紹益
時ならぬ 寒波襲来 清明に 花咲き誇る 時にありせど
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