うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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コタロー
蟲かごに蟲を入れたし親子連れ夕陽が射して蟲かご照らす
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浅草大将
あさもよし紀の故郷を見てよかし母の遠目よとを里こえて
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ボクチャン
病院で母を背負いて駆けていた背の温もりや十三回忌
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石川順一
物置の扉はいつも神秘的父帰りても母帰りても
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詠み人知らず
熟れバナナ 二本潰して お砂糖と小麦粉まぜて バナナケーキサクッ
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葱りんと
夏の夜に 猫を布団に 連れ込むは 男連れ込む よりも難し
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詠み人知らず
我が唄を厭はしげに聴く我が犬の耳のふるへの愛らしきこと
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柏木 月
当たったね私の手相占いはかあさん一番長生きすると
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可不可
「月の光みたいな目や髪の毛でね 母さんの真黒と混ざって・・・」私の彩
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び わ
今日もまた笑顔を交わす君がいるああ有難い君に感謝を
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聴雨
ひさかたの空澄みわたり父帰る凌霄花の咲き初むる日に
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横井 信
樟脳の優しく香る引き出しの返す力に祖母の思い出
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千映
新じゃがの芋餅少し粘りなく片栗足らぬと母の指摘を
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石川順一
玄関の鍵が何度も開いて居るチェック忘れを憂えて居るなり
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千映
道産子の母の懐かし芋餅と昼餉の準備じゃがいもを煮る
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千映
三丁のにぎり鋏をなくす母我が家に座敷童子すむかも
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千映
薄ら寒い梅雨特有のみちのくで爺婆三人ストーブ嬉し
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千映
いつの間にか鰹のたたきが吾の得意料理の一つに数えられ
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柏木 月
ただいまと呟き部屋に帰ってもおかえりの声２度と返らず
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千映
黒糖の飴玉一個口に入れ今日の介護の終止符とす
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