うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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みなま
真黄色のカンナあらわる うつむきて歩む目のさき湧く雲の下
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詠み人知らず
天候を神の怒りと感ずるは 傷っぽいのが脛にあるから
7
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みん
恐怖心起こさせるよなＣＭがやたら流れる夏の真夜中
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紹益
災害が 次々起こる この夏は 平穏無事を ただ祈るのみ
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悠(ゆう)
その昔地球と呼んでヒトとなり水球と呼び鯨となった
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からしニコフ
陽をうけて黄金に輝く猫じゃらし花にも負けぬ美しさ哉
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もぉりもり
あおぞらを直視できないいつだってあるいていたのはゆうぞらのした
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美津村
巣立ちゆき空となりたる鷺の巣に食い残されて蛙干乾ぶ
5
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光
落ちた蝉喰らうかまきり上に居る玄関ポストはすでに立つ秋
2
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西村 由佳里
手のひらにそよ風ためて吸い込めばなんとはなしにダリアの香り
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環
夏空に湧きあがる雲をいつからか写真にしようと思はなくなつた
2
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美津村
葉の落ちし柳連なる川岸を炎のなき野火ひろがりてゆく
3
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環
色褪せた花びらがなほあぢさゐの花のかたちを彩つてゐた
3
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詠み人知らず
雲間からのぞく太陽雨上がり さっきの喧嘩忘れたふりして
10
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木蓮
理不尽に大事なものを取られても「生きていけ」とは無慈悲な神よ
4
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詠伝
知らぬ間に畏日を越して秋気満ちフランボワーズ岨道に在り
5
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みなま
尺取虫 一夜に薔薇を棒にして抗ってみても秋はすぐそこ
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みなま
蟻の巣も高台移転するらしくフェンスの隙間の樹脂齧られる
7
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詠み人知らず
勘違い地球に優しくせよなんて人は砂粒以下の存在
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秋日好
両親のせなを流れる夫婦滝護ってくれると信じています
5
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