うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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横井 信
朝顔はフェンスに並び増えてゆく夏の疲れを癒す響きを
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深谷真雪
微笑みの裏には何が隠れてる面接官の品定めの眼
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車海老ナリス
ちはやふる荒神の白と黒あぎとふ世人の奇わびしく
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新座の迷い人
悔しくて 情けかけたが 裏切られ 警告すれば 開き直りて
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千映
お隣の庭からエンドウ豆が来た掌に入る二人汁の実
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詠み人知らず
小麦粉と強力粉混ぜ 練り上げる 生地の手触り 赤ちゃん肌だよ
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詠み人知らず
ちょっとした疲労感に浸かる席 隣のひとと 同時に欠伸す
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詠み人知らず
机にて雲脂をオモチャにするやうにえつちらをつちら時は過ぎてく
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詠み人知らず
紫陽花がまるで花火が散るやうにその先云へば阿諛になるかも
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こぐまじゅんこ
ぼんやりと寝転がっては思いだす心地よい人との語らいを
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詠み人知らず
地下鉄の床にべったり座りこむ女子高生がこじきしている
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こぐまじゅんこ
はるくんと東京旅行に行きました声がポンポン弾んで飛んで
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煩悩
カーネギーの人を動かすの本を動かすまあまあ全力でした
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舞
衣替え目には新たに北国の涼やな風に待つ半夏生
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詠み人知らず
ひと目見て彼と判じつ 実物も クリーチャー感ハンパなければ
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詠み人知らず
祝い事 めでたくあれど ご祝儀に苦しみ モヤシの惣菜増してき
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英 徒斗
目の覚めて電気毛布の人造の温もりのみぞいかに寂しき
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詠み人知らず
窓側の人が食べてるカツサンド通路側からチラチラと見る
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己利善慮鬼
星はただそこに光っているだけで私は星を見ているだけで
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へし切
緋縅の鎧の袖もあでやかにひらり舞い飛ぶ連なる舟を
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