うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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芳立
また夏のひかりはそそぎ変はるもの変はらないものすべてが事実
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成瀬山水
潮騒を聴いた気がする砂紋から呼び起こされた海の渇望
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千映
都わすれ青色の中三本は薄桃色の個性光らせ
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へし切
垣根越し日毎色づくあじさいの若枝の先に花ぞふくらむ
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falcon
いづかたの垣よりかよふ風の香ぞにんどう咲くをそらに知りけり
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千映
薄ピンクの花数多く咲く薔薇のこれでどうよの顔に見えてる
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千映
側溝の脇に咲いてる名の知らぬ小花はやはり抜く勇気いる
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水槽ちゃん
「内職者募集」と暮れの呉町は異端を火炙りがんばれないよ
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コーヤ
朝早く森林入り歩くなりイオンシャワーが身体を包む
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矢車菊
囁きが初夏の風へと変わるいま 振り向かないと決めていたのに
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コーヤ
白花が散りばめられた道の土手花びら十字ドクダミの花
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矢車菊
こたえなどどこにもなくて立ち止まる空はどこまで空なのだろう
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秋日好
ピンクから黄色に移るしゃくなげが夏に近づく時間を刻む
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詠み人知らず
蛍にも源氏のありて宵になりひかりのあとをのこして舞へり
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詠み人知らず
光っているよ今日の月 どこかに半分 落っことしたみたいに
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なご
前髮の 傍に流るる 薫風の 来し方の雲 あやつくるかな
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へし切
淋しいとひとり夜空を見上げれば 弓張りの月 微笑むようで
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朔夜
ツメクサも矢車菊もドクダミもみな仰ぎ見る今日も青空
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詠み人知らず
扇風機 柱時計に排気音 星降る音が 聞こえない夜
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詠み人知らず
地上に点綴して咲くユキノシタ淡い記憶は流星だったこと
6
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