うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
壁沿いに整列してる紅の花 名は知らねども 山茶花とする
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桐生賄
日向ぼこ 座椅子に座り 窓越しに ちらつく雪見て 此処は極楽
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林林
石蕗の綿毛ほわほわ冬枯れの野に凩を待ちいでつるかな
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桜田 武
我が庭のアロニアは雀の学校毎朝集い一日を練る
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灰色猫
一匹の 蛍であった わたくしを あなたは優しく 包んでくれたね
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桐生賄
何故だろう カネノナルキに 花咲かず 育て方日々 試行錯誤し
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南美帆
世界とは私の中から生まれ出る美しかったり哀しくもあり
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芳立
まつに積む雪を紛ふや便りにはまだしき梅ぞをちこちに咲く
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恣翁
輝きのなき夕陽なむ 煙るがに見ゆる冷気を 照らしたりける
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己利善慮鬼
はらはらとひらひらと降る雪桜星の幾つを隠してはほら
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bgvillea
薄紅の色は緋褪めの明なるか真の名をも言はぬが花か
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bgvillea
いさなとり浜をながめて涙するわれは星より夜を知る者ぞ
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コーヤ
新珠に希望を乗せて羽ばたいてスノードロップいちめんに咲く
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コーヤ
暖かき正月迎え雀らや軒先の南天の実つつき食らへり
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ゆりこ
旋回に開く眼下の汀線は授業聞かずに見てた地図帳
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ゆりこ
飛行機の小さな窓は額縁で大空駆ける美術館だね
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桐生賄
珍名の花で検索 見つけたよ 春蘭別名「じじばば」だって
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西村 由佳里
あたためてあげる包んであげるから向かい風にはなるな北風
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詠み人知らず
そこ此処に神さまと幸が在ることを 感じられれば それで合格
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紫草
弓なりの梅の小枝を打ち集め慎み深きひと束にする
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