うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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天野まどか
食卓に咽せて雑煮が飛び散って今年も起きる予期せぬことが
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天野まどか
しんしんと分け隔てなくしんしんと未明の雪は街に降り積む
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恣翁
飴色の床に落ちたる 新たしき光 連れ来し朝を踏まむ
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☆相市 思咲 ☆
福袋お好きですよね二千円駄菓子セットを横目でニタリ
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☆相市 思咲 ☆
眠られぬ吾れの為にとラベンダーオイルミストを二つ購ふ
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ななかまど
ガラス戸を透ける温さや冬日和ラインで届く賀状増えおり
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舞
穏やかな 冬日の光 軽々と 跳ぶ粉雪の 風の煌めき
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ひよどりよりこ
トーストをつめこんでいるかなしみはたしか鍵穴のかたちをしている
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ひよどりよりこ
無精卵０のかたちでおいてある食べる私は何になるのか
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只野ハル
大晦日届いたお節引き籠り明日明後日と食べつなぐだけ
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わかばみち
スイートな黒豆餡餅私の選ぶものにはピリリが足りない
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只野ハル
特別なことなど何もせぬままに酒を飲みつつネットを見てる
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只野ハル
よろこんで夜に駆けてくむねのうち満ちる苦しみ知られたくない
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只野ハル
年明けて何がめでたいカレンダー新しくするそれだけの事
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中康
元旦の まっ青な空に 飛行機の落書きも無く 陽輝く年
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只野ハル
年明けてＡＢＢＡベスト盤聞きながら小掃除してるまたこんな年
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Aquarius
冬テラス言いそびれたる夕方の言葉は今も胸に残れど
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Aquarius
冬日差す洗濯物の取り込みを頼まれたのが最後の会話
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へし切
なゆたけのとをよる子らは初花の今咲き出でし春やはなやぐ
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芳立
昏き世の森の大蛇も弥陀の名を称ふる人の護りなりけり
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