うたの一覧
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只野ハル
親指に走る痛みに冬近し微かに割れた指先を見る
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只野ハル
群れ集う蝶の味わうミネラルは木漏れ日の昼音無き宴
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只野ハル
探査機は悲しからずや微小なる生命求めて異星彷徨う
1
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れいこ
熊本のいきなり団子は美味しいね本物じゃなくチロルチョコでも
2
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薫智
過ぎさった人に溺れているようで僕の足場が崩れさってく
6
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詠み人知らず
寒い夜は熱々フーフー言いながら シチュー食べたら温まるかな
5
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薫智
頭ではレッドアラーム鳴り響く心はすでに捕われていて
3
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あまおう
なんとなく惹かれるひとが二人いて孤独の淵へ堕ちないでいる
19
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うさぎ
彼女いるくせに頭をぽんとしていつまで経っても消えない 消さない
3
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ふきのとう
またひとつ心に残る歌ありて秋の夜長に読書かさねむ
10
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漫ろ野
夕暮れに携帯掲げる黒髪の少女は誰と満月を見る
4
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黄伝棄市
頭上には 我を叱れる蠅の棲む ごうぜんとして目障りなんだ
2
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黄伝棄市
誉められて 俺のさんぶのいち喜び 残る無口の俺の苦しむ
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黄伝棄市
我もまた 一匹の苦海 ひき享けて 呪い祈りを罵る蟲か
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黄伝棄市
岩肌の ぴしと音せぬ亀裂より血膿流れて斑となりぬ
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黄伝棄市
聞かまほし 近くチャイムの鈴の音は我に機縁のうねり告ぐとぞ
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もぢずり
柔和にて繊細敏なる子等生きよ無数の傷を負ふとはしても
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もぢずり
いづこより九月二五日孤絶なる寂しさ伝はるひとり ひとりと
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もぢずり
古きあり錯綜せるもあり生の樹の苦の年輪を人並みに持つ
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もぢずり
かの日々を生き延びてきし鮮血の流るるにただ慣れにし日常
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