うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
|
|
-
悠久
貸し切り露天風呂二人肩ならべ身にまとうのは月あかりだけ
6
もっと見る
-
茂作
春雨の音に聞こえて寢る夜半は 昔の女夢に見えつる
10
もっと見る
-
桜枝巧
膝に在る記憶の重みごと全て拐いたい夜の君の横顔
2
もっと見る
-
桜枝巧
足裏の指の付け根を洗うとき貴方が全てだったと気づく
1
もっと見る
-
千葉 甫
窓外に今日は雀の声無くて目をやるたびに降る雨を見る
5
もっと見る
-
ぜんまい時計
栗苗に 三年先まで約しけり 水と陽と手の 直接性
8
もっと見る
-
三條
ここからはわたしの手などふりきってひとりで歩いてゆくのねあなた
1
もっと見る
-
さいおん
如常 仰之天 應照 月不所見而 獨将歎
15
もっと見る
-
成瀬山水
未開封の砥石に積もったほこりふたりを直す日は来るのだろうか
2
もっと見る
-
へし切
悲しみは 時の救いに身をまかせ セピアの色の過去へと変へて
13
もっと見る
-
千葉 甫
篭居した今日の終りに書く日記の天気に惑う 雨はあったか？
4
もっと見る
-
葭堂
あの頃の 天然色の 思い出よ セピアになんか ならないでおくれ
5
もっと見る
-
スヌーピー
山法師ラインで写真くれる友動けぬ私の楽しみの時
6
もっと見る
-
積 緋露雪
地蜂惑ふ窓をそつと開け逃がしたり長きに亙り吾が手に止まりて
1
もっと見る
-
ぜんまい時計
空色のソーダの泡の小さき声 集まり聴くや風の雫も
11
もっと見る
-
千葉 甫
久々に陽ざし明るい昼下がり雀の影が閃く窓に
8
もっと見る
-
恣翁
乙女子は 夢を見るがに恋想ふ 五月の温く長き黄昏
11
もっと見る
-
へし切
雨ふれば 木陰ひっそり涼しげに 花やまぼうし 見事にしろし
11
もっと見る
-
杜鵑草
うつろはぬ心はあれど侘ぶるかな問へど語らぬ影ゆゑに君
11
もっと見る
-
千葉 甫
行く雲を見ていて過ぎたひとときの記憶を辿る眠り待ちつつ
9
もっと見る
