うたの一覧
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海野 冬雪
我が趣味に気づきおったか女性司書 何度も推された「終わりなき平和」
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舞
鰊小屋夢の跡には一二羽の鷗鳴くなり北浜の空
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音蔵 雅秀
空中に 何か止まる 何だろう いや良く見れば 窓の汚れか
1
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夕夏
よみとりそうちにいれよまいなんばーぎぞうかーどをみやぶるために
1
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詠み人知らず
なにゆえに 鳴きてとぶのか わたり鳥 知りつつ鳴くか 我がおもいまで
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び わ
ライン組み設定理解苦労する皆さん協力やっと完成
3
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横井 信
固まった畑の土を耕して夏の野菜の花を見つける
13
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海野 冬雪
飼われたるケモノもいつか気づくかな 自殺するイキモノがいることに
0
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只野ハル
用水路甲羅干しする亀のそば鯉ものんびり泳ぐ昼下がり
4
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只野ハル
レジ待ちの列に並んでる空いているセルフレジを横目でみつつ
3
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只野ハル
信号を待つ間に浮かぶあれやこれ車の風にかき消されてく
6
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音蔵 雅秀
蝶の舞い スズメ飛び交い ムク鳥も 緑萌え立ち 今日も穏やか
2
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音蔵 雅秀
燦々と陽の降り注ぎ 頬を撫ず 風心地良き 晩春の朝
1
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音蔵 雅秀
折りにふれ 来し方あの頃懐かしむ 想い募るは 歳経りしかな
1
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音蔵 雅秀
気がつけば 今日は生まれ日 あと一年 傘寿迎える歳まで来しや
3
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舞
ほのやかに皐月の夜の薄闇の香にも色あるリラの花房
9
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茂作
かどの家の白の芍藥咲きにけり 病みしあるじは未だ歸らず
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横井 信
芝犬のひょいと越えてく田園の初夏の小さな青い水溜まり
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兎桃
深呼吸あせり苛立ち後悔を長き息にて一旦吐けり
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痴光山
顔そっぽ、冷眼視、喃語、すり寄りと 青葉の陰の野良猫に業あり
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