うたの一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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柏木 月
ひと插しの舞を舞ふ地に立ち祈る判官の想ひ靜と共に
10
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桜園
久しぶりに詠んだ歌が賞をとり歌をまた詠みたくなりし冬の陽だまり
12
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夢士
誰よりも元気印のあの人が西空に逝く流れ星の夜
19
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吉野 鮎
晝行燈をさなつま愛で金も盡き漢のさかりと赤穗の忠義
7
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吉野 鮎
見へぬ故觸れ得ぬ故に確とあるくるみし疵とあなたへの想ひ
12
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吉野 鮎
背番號なきエースきみ夏雲に清し眼差し投げる夕暮れ
11
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灰色猫
伸ばす手が雪の奈落に届いたら君の温度は戻るでしょうか
15
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灰色猫
逝きたもう君は枯野をかけめぐる初冬の風を生きるのですね
14
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半格斎
背に負いし十字架の重み受けとめて 限りの我が道しゅくしゅく歩む
12
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滝川昌之
年忘れ忘れぬものか逝きし友凍て空で泣く半欠けの月
21
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リクシアナ
白煙は風に砕けて冬となり師走に独り君逝きたもう
22
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詠み人知らず
粉薬 炭酸で飲んではいけません 死ぬ直前の蟹になります
6
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詠み人知らず
朱き鳥居かぞへ切れぬ參道や食蟲植物に呑まるる幻
7
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詠み人知らず
あこがれしあの蒼穹へ逝かんとか 吾が想いを口遊みつつ
8
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詠み人知らず
明日はもう吾は旅人全て捨て この蒼穹の果てまでゆくか
15
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詠み人知らず
死して猶己が屍を食い尽くし 亡者と化してこの世を生きん
6
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詠み人知らず
後悔を偽り隠しはしゃぎても 負いにし傷は消えること無し
11
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詠み人知らず
はしゃぎたる後の静寂の哀切は 己が心の寂しさゆえか
10
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詠み人知らず
はしゃぎいし歌を詠めども心根は 哀しみ隠し蒼穹を彷徨う
6
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詠み人知らず
歳古れば心の傷を数えつつ 賽の河原に来る春を待つ
7
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