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 柏木 月
				
		東大寺大仏殿の前に立ち母の写真に語りかけたり
		11
				
					柏木 月
				
		東大寺大仏殿の前に立ち母の写真に語りかけたり
		11
		 
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	 可不可
				
		撫で回す掌の飼ひ主にらんだら 神父様より澄ました御顔
		5
				
					可不可
				
		撫で回す掌の飼ひ主にらんだら 神父様より澄ました御顔
		5
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	 詠み人知らず
				
		杖付きて独り逝くかやこの道を 蒼穹吾を導きて候
		9
				
					詠み人知らず
				
		杖付きて独り逝くかやこの道を 蒼穹吾を導きて候
		9
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	 詠み人知らず
				
		還らざる時よ戻れと想えども 己が心の不足知りせば
		5
				
					詠み人知らず
				
		還らざる時よ戻れと想えども 己が心の不足知りせば
		5
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	 詠み人知らず
				
		悔いという己が残滓に耐え兼ねて 酌むかその酒独り嘯き
		5
				
					詠み人知らず
				
		悔いという己が残滓に耐え兼ねて 酌むかその酒独り嘯き
		5
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	 詠み人知らず
				
		月煌々渡る三つ瀬の泡沫に 夢と消え逝く現世のこと
		7
				
					詠み人知らず
				
		月煌々渡る三つ瀬の泡沫に 夢と消え逝く現世のこと
		7
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	 詠み人知らず
				
		葉を落とす冬の眠りの桜木は 花咲く春を夢見てあるか
		9
				
					詠み人知らず
				
		葉を落とす冬の眠りの桜木は 花咲く春を夢見てあるか
		9
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	 KEN
				
		雨の音腦裡にまとはり濕る夜は太宰の文字を肴に醉ひしれ
		9
				
					KEN
				
		雨の音腦裡にまとはり濕る夜は太宰の文字を肴に醉ひしれ
		9
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	 詠み人知らず
				
		三つ瀬川魚は棲むかや渡りせば せめて名残ぞ竿貸したもれ
		8
				
					詠み人知らず
				
		三つ瀬川魚は棲むかや渡りせば せめて名残ぞ竿貸したもれ
		8
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	 詠み人知らず
				
		去年の夏遭いしあの花訪ねしが 早や散り敷きて緑き静寂に
		7
				
					詠み人知らず
				
		去年の夏遭いしあの花訪ねしが 早や散り敷きて緑き静寂に
		7
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	 詠み人知らず
				
		穏やかに心鎮めて詠めぬ日は 杖を片手に歩き彷徨う
		5
				
					詠み人知らず
				
		穏やかに心鎮めて詠めぬ日は 杖を片手に歩き彷徨う
		5
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	 詠み人知らず
				
		繕いし己が心の寂しさに 心閉ざせし梅雨寒の朝
		7
				
					詠み人知らず
				
		繕いし己が心の寂しさに 心閉ざせし梅雨寒の朝
		7
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	 詠み人知らず
				
		歌ひとつ詠いもできず夜を過ごし  星消えし空蒼く明けゆく
		9
				
					詠み人知らず
				
		歌ひとつ詠いもできず夜を過ごし  星消えし空蒼く明けゆく
		9
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	 詠み人知らず
				
		雲は好い風の真に間に漂いて 気まま勝手に姿を変えて
		7
				
					詠み人知らず
				
		雲は好い風の真に間に漂いて 気まま勝手に姿を変えて
		7
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	 コタロー
				
		夏空に花鳥風月動き出す我も負けじとエンジンかける
		3
				
					コタロー
				
		夏空に花鳥風月動き出す我も負けじとエンジンかける
		3
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	 詠み人知らず
				
		残されし時の静寂を揺り籠に 歌を解くか優しき歌を
		9
				
					詠み人知らず
				
		残されし時の静寂を揺り籠に 歌を解くか優しき歌を
		9
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	 詠み人知らず
				
		トラックの荷台の高さ今朝になり 太ももこむら悲鳴おおおお
		4
				
					詠み人知らず
				
		トラックの荷台の高さ今朝になり 太ももこむら悲鳴おおおお
		4
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	 柏木 月
				
		逢ひたくて寫眞を眺めふと傳ふ泪が戀しさ物語つては
		8
				
					柏木 月
				
		逢ひたくて寫眞を眺めふと傳ふ泪が戀しさ物語つては
		8
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	 詠み人知らず
				
		らみみみーふぁみみれどしと蒼穹逝かば 何故か初恋蘇り来て
		8
				
					詠み人知らず
				
		らみみみーふぁみみれどしと蒼穹逝かば 何故か初恋蘇り来て
		8
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	 詠み人知らず
				
		早や跳ねし舞台の裾の残り火に 独り蹈鞴を踏む人の在り
		8
				
					詠み人知らず
				
		早や跳ねし舞台の裾の残り火に 独り蹈鞴を踏む人の在り
		8
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