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 英 徒斗
				
		同胞の冷たき胸を強く押す命削るる音のみぞある
		3
				
					英 徒斗
				
		同胞の冷たき胸を強く押す命削るる音のみぞある
		3
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	 新座の迷い人
				
		敦盛の 末路悲しき あの歌は 辞世歌託し 哀れなるかな
		8
				
					新座の迷い人
				
		敦盛の 末路悲しき あの歌は 辞世歌託し 哀れなるかな
		8
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	 KEN
				
		やぐるまの花咲きつもる古寺の跡泥土の白蛇寂しきまなこ
		14
				
					KEN
				
		やぐるまの花咲きつもる古寺の跡泥土の白蛇寂しきまなこ
		14
		 
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	 藍子
				
		一世を風靡していた方々の鬼籍に入るニュースの多し
		21
				
					藍子
				
		一世を風靡していた方々の鬼籍に入るニュースの多し
		21
		 
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	 恣翁
				
		青草の色を深めて 女梅雨 音も立てずて 卒塔婆濡らせり
		17
				
					恣翁
				
		青草の色を深めて 女梅雨 音も立てずて 卒塔婆濡らせり
		17
		 
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	 己利善慮鬼
				
		生きること死ぬこと僕らが在ることの可笑しさばかり雨として降る
		8
				
					己利善慮鬼
				
		生きること死ぬこと僕らが在ることの可笑しさばかり雨として降る
		8
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	 KEN
				
		夏毎に指折る墓標増し行きて離れ行く春を草影に知る
		15
				
					KEN
				
		夏毎に指折る墓標増し行きて離れ行く春を草影に知る
		15
		 
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	 ななかまど
				
		じゃがいもの花の畑に草を取る手ぬぐいかぶりの母呼ぶような
		8
				
					ななかまど
				
		じゃがいもの花の畑に草を取る手ぬぐいかぶりの母呼ぶような
		8
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	 KEN
				
		黄桃忌待たず發つ人偲ぶ如玉川の岸笹の葉が搖れ
		12
				
					KEN
				
		黄桃忌待たず發つ人偲ぶ如玉川の岸笹の葉が搖れ
		12
		 
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	 団右衛門
				
		懐かしき 住んでた街を あてもなく 経りゆく時の いとど哀しき
		4
				
					団右衛門
				
		懐かしき 住んでた街を あてもなく 経りゆく時の いとど哀しき
		4
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	 新座の迷い人
				
		我が年齢は もう直ぐ八八時 過ぐのに 時の過ぎ行く 早きものかな
		7
				
					新座の迷い人
				
		我が年齢は もう直ぐ八八時 過ぐのに 時の過ぎ行く 早きものかな
		7
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	 滝川昌之
				
		駅前の軍艦マーチとハイライト 煙の向こうの父を偲んで
		27
				
					滝川昌之
				
		駅前の軍艦マーチとハイライト 煙の向こうの父を偲んで
		27
		 
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	 つちだゆういち
				
		言われしは和歌の出来栄えそれよりも猫の一言可愛く愉快
		10
				
					つちだゆういち
				
		言われしは和歌の出来栄えそれよりも猫の一言可愛く愉快
		10
		 
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	 詠み人知らず
				
		これでまぁ黄泉びと知らずの仲間入り ちょっとは増しに詠めるかもなぁ
		11
				
					詠み人知らず
				
		これでまぁ黄泉びと知らずの仲間入り ちょっとは増しに詠めるかもなぁ
		11
		 
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	 KEN
				
		落ち延びる潮路の先の色程に桔梗寂しく葵燈すかな
		12
				
					KEN
				
		落ち延びる潮路の先の色程に桔梗寂しく葵燈すかな
		12
		 
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	 詠み人知らず
				
		親の子で つまらぬところが父に似る 融通利かぬもバカ正直も
		17
				
					詠み人知らず
				
		親の子で つまらぬところが父に似る 融通利かぬもバカ正直も
		17
		 
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	 詠み人知らず
				
		ただ一度 連れ立ち出掛けし思い出は 取り立て免許で吾が運転
		12
				
					詠み人知らず
				
		ただ一度 連れ立ち出掛けし思い出は 取り立て免許で吾が運転
		12
		 
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	 詠み人知らず
				
		時として怒気に触るれば身が竦み 拳骨は受けねど怯えたりけり
		8
				
					詠み人知らず
				
		時として怒気に触るれば身が竦み 拳骨は受けねど怯えたりけり
		8
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	 詠み人知らず
				
		口重く 問ひなば答へ遣らるるも 寄せ付けぬ気配感じて過ごせり
		10
				
					詠み人知らず
				
		口重く 問ひなば答へ遣らるるも 寄せ付けぬ気配感じて過ごせり
		10
		 
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	 詠み人知らず
				
		真っ直ぐに生きねばならぬ人の道 背中で語りし金梃子親父
		9
				
					詠み人知らず
				
		真っ直ぐに生きねばならぬ人の道 背中で語りし金梃子親父
		9
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