うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
び わ
そよそよと秋明菊の緑の葉もうすぐ秋と顔を覗かせ
9
もっと見る
-
灰色猫
ずぶ濡れの家路に注ぐ雨粒が泣いてもいいよと頬を流れる
19
もっと見る
-
千映
涼しくて申し訳ない気持ちある八月二日午後十一時
9
もっと見る
-
夢士
北窓に吹き入る風の冷たさや鳴くを忘れし夏蝉いずこ
11
もっと見る
-
中野美雄
鳴り出づる未明の椨 波響動む一瞬見えて闇深まりぬ
5
もっと見る
-
へし切
涼やかに過ごすひと日を有難み要らぬエアコン真夏の不思議
19
もっと見る
-
滝川昌之
水嵩のひいた川辺で立ち直り蒸されたように匂う夏草
22
もっと見る
-
石川順一
食べかすの西瓜の残骸並べられ鳥でも呼ぶのかむなしく置かれ
10
もっと見る
-
石川順一
露草がびっしり生える沿線を我は失う四面楚歌かな
8
もっと見る
-
うみ
ごみの飛ぶ街の倉庫の夕顔の蔓がフェンスにその手をのばす
2
もっと見る
-
灰色猫
夏の夜の潮騒響くオルゴール海を知らない人が泣きおり
16
もっと見る
-
灰色猫
ひぐらしの声降る森の参道をふふむ花見つ涼しく登る
17
もっと見る
-
夕夏
まずめどきかなしげななきごえさえもそうぞうしきかなかなかなかな
4
もっと見る
-
さへき さうじん
ジリジリと蝉の声する熱帯夜 追い込まれたる非リア充か
6
もっと見る
-
比良坂祐泉
天国で指をくわえた神さまの好色示す美人薄命
5
もっと見る
-
kingface
葉月なれいよよ暑かる季（とき）なれば蒸るる京都は雨や欲しけれ
5
もっと見る
-
藤久崇
草山の 果てなき芝に 仰ぎ見ん 手に触るごとき 天つ星々
20
もっと見る
-
コタロー
炎天の最中に在りて吹く風は緑も搖らす優しさを以て
10
もっと見る
-
コタロー
揚羽蝶二羽が絡まり舞ひ踊る戀の行方は夏空向かふ
8
もっと見る
-
inosann
若き日の抗う気持ち忘れるな引力に逆らい生きて来たんだ
23
もっと見る
