うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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灰色猫
焼けた砂はだしで感じてそれだけで僕らは子供に帰れるんだね
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灰色猫
浜に座し遊びつかれて見つめてた真夏の海は母さんでした
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中野美雄
死の陰の谷をい行きて闇の底に海鳴り響動む切岸に出づ
7
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ヒラヤノリコ
静けさが心の中に染み渡る夜は生きてる虫はも鳴いてる
5
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夢士
ヤシの木の梢に昇る満月や潮満ち来たり出づるオカガニ
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コタロー
水飛沫上げてイルカがショーをする母が一言「猫より賢い」
5
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中野美雄
暮れてゆく海 鳴り響動もせる切岸の 海桐実ゆるる死の影ゆるる
5
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恣翁
遠雷を交へ 涼風 夕立ちを呼び 青桐ぞ鳴らし初めぬる
16
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kingface
願はくは飛騨の高嶺に踏み出だし夏の夜空ぞ見つめ飽かまし
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ケンタロウ
暑い日が ようやく過ぎて 今夜には 探してみよう ふる流れ星
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中野美雄
逝く日に溶け燃ゆる海原とどろけば 暮れゆくそらに耀ふ夕星
6
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kingface
畑やら行かむとすれば狙ふやに雷雨となりぬ祭りのごとく
5
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ななかまど
まっすぐに注ぐひかりは夏が好き鎧ぬげぬげ蝉の子供ら
5
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はまたいと
震災に 奪いさられし 波の音を また聞く時ぞ 夏は近しき
3
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天鳥
ひらひらとどこへ行くのかアゲハ蝶目で追う先に笑う君いて
6
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inosann
四、五センチあろうかと思う蔦の根の切りし口より水がしたたる
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中野美雄
朝影に開く鉄線むらさきの枯れぬと嘆きゐたるこの花
7
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灰色猫
朝顔に水を与える少女からたくさん夏がこぼれています
21
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吉野 鮎
匂ひたちひと夜さく花月待ちて清しきおとに眞白をひらく
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吉野 鮎
祕すおもひあふる眞白き大輪の花ひらく夜を冴ゆる望月
8
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