うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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新座の迷い人
この月を 眺むる人に 任せおき 思いは昔 かけ巡るかな
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新座の迷い人
紅葉が 早く来ぬかと 待ち焦がれ 秋の紅葉 風情あるかな
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新座の迷い人
深め行く 秋の中でも 蝉が鳴き あの声聞けば アブラゼミかな
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ＫＥＮ
竜胆の澄んだ蒼さは遠き夢孤影呟き秋草を行く
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灰色猫
静寂の声なき声の慟哭を満ちゆく月に露わにされて
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灰色猫
半袖じゃもう肌寒い初秋の梨を求めて朝市並ぶ
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灰色猫
どう生きて死んでゆくのか悠久はただ美しくあるようにある
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灰色猫
明日にでも人は滅びてしまえばいい地球がやっと地球になれる日
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ふじこ
凛となる百合の如くに気高さと清さ携え日々臨む
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石川順一
午後八時風の強さが始まれり午後九時台に雨も混じって
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詠み人知らず
宵闇にひとつ小舟を夢に乗せ ゆらりゆらゆら天の川旅
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ガイトさん
軽快な音楽響く波の側僕の心を穏やかにする
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さへき さうじん
窓の外 響く虫の音 風に乗り 昼間の野分忘れしごとく
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ののさくら
ひとりずつ 得手や不得手の 異なれど 誰ひとりとて 風雨にかなわず
4
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日置鳩子
天神が里なんだろうトラックに煽られながら渡る冬蝶
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日置鳩子
青柳は花の香りをたぐり寄せかろき水照の春の棹歌
4
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日置鳩子
線香花火ぱんぴぽんぴと羽広げ五十億年の孤独にふるる
4
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半格斎
石走る水の流れの白瀑は 色ずく前の木の間隠れに
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へし切
宮城野に秋萩の花しだれ咲き風にはらはら散るもいとほし
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ふじこ
天よ地よ 秋の恵みをまもりたまえ 五穀の神のその名拝みて
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