うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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兎桃
ワシワシとクマゼミの声喧し音量釦三度ほど押す
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痴光山
フエンス下コンクリ壁つかめる空蝉は 役目果たして安らぎて見ゆ
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滝川昌之
梅雨明けだ派手にいこうと蝉たちがいずれ晩夏の蜩までと
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音蔵 雅秀
短いと 愚図るがごとく 雲覆い 月も滲みし 梅雨明けの宵
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音蔵 雅秀
関東も早や明けたらし 短くて 八大龍王 手抜き空梅雨
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秋日好
分封の羽蟻は芝にたむろして暑き盛夏になりにけるかな
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ＫＥＮ
梅雨の雲夏風掃けば蝉の声 蒸れ立ち上る木末越えつつ
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うすべに
目覚ましのかわりとばかり くまぜみの夏は本番梅雨明けの朝
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仙人の弟子
ドラえもん どこでもドアで 連れてって エアコンなしの 涼しい場所へ
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滝川昌之
「暑くない？」団扇にあおがれ頬染めてポッと赤らむ蚊取り線香
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へし切
梅雨明けて暑さいや増す夏の日の朝の寝覚めに初蝉の聲
13
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Aquarius
蝉時雨梅雨の間はじめじめと明けて光の雨降り注ぐ
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音蔵 雅秀
溜まり雨 テラスのてすりにポタリポタ 酷暑に移る 名残りの梅雨空
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うすべに
夏は夜 腕をふりふり行軍の口ぐせを聞く達者で長生き
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音蔵 雅秀
裏空き地 綺麗に刈られ丸坊主 次の舞台は何が見栄切る
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恵雪
褐色の実もたわわなる椿かな 雨の雫をつやと弾きて
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滝川昌之
梅雨晴れ間ここぞとばかり狩りに行く天道虫がドローンみたい
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うすべに
陽ざしにも梅雨まだあけぬと遠雷に 空はんぶんのうすい青空
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痴光山
緩みなき和装の乙女のごと楚々と 明日を思案す朝顔の夕
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音蔵 雅秀
白鷺の大空をゆく ふわりふわりと 気持ち良さげに 夏の見ゆるや
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